双葉文庫<br> 捕物帖―松本清張ジャンル別作品集〈2〉

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双葉文庫
捕物帖―松本清張ジャンル別作品集〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575519167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



松本清張[マツモト セイチョウ]
著・文・その他

内容説明

日本橋の織物問屋・大津屋で正月恒例の七種粥を食したところ、主人と番頭夫婦が死んだ。同じような出来事が神田と京橋でも起きて謎が深まる中、岡っ引きの文七はあることに気づいた(「七種粥」)。ジャンル別作品集の第2巻は“清張犯罪小説の江戸時代版”とも言える「捕物帖」。清張は、十手を持ってもすごいぞおもしろいぞ!

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)生まれ。50年「西郷札」が懸賞小説に入選。その後、純文学・推理小説・歴史小説・ノンフィクションなど、広範な領域で常に“人間”を見つめ、その本質に迫る作品を発表しつづける。53年芥川賞、57年日本推理作家協会賞、67年吉川英治文学賞、70年菊池寛賞、90年朝日賞などを受賞。92年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

39
5話の短編を所収。なかで「七種粥」は、冬の閉め切った長屋で外傷もない男の死体が見つかり、押し入れから絞殺された女の死体が出てくる。男が女を殺害したものの、一酸化炭素中毒死で完全犯罪成立かと思っていたら、文七親分が謎を解いてしまう。この一編をはじめ、どれも悪事はいつか顕れる、という内容で、昔読んだ「地方紙を買う女」「坂道の家」「小さな旅館」などの短編をちらっと想起しましたけど、時代物のほうが数段物足りなさを感じました。2022/04/18

やぶチャン

4
松本清張はやっぱり文章が上手いです★4.82016/12/26

らんちあ

1
2016/10/30

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