内容説明
神倉慎也は結婚まで考えていた菜々子を捨てて若い娘と沖縄に移り住んだが、1年ぶりに帰ってきた浅草で菜々子と再会する「さよならを教えて」。性欲だけは旺盛な浪人生の岡村恭司がしばらく同居することになった遠縁宅には、38歳の知的美女と19歳の女子大生の母娘が住んでいた「アロマの泉」など、第一線の人気作家による書き下ろし官能アンソロジー。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県出身。福岡女子高校卒業後、現代文芸研究所の田端信氏に小説の指導を受ける。1989年、作家デビュー。しっとりと情念あふれる耽美的作品からハードSM系、コミカル官能まで、幅広い作風を持つ、女流官能作家の旗手
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。『桃色リクルートガール』が『この文庫がすごい!二〇〇五年版』で官能文庫大賞を受賞。『この文庫がすごい!二〇一〇年版』では官能文庫大賞と金賞を同時受賞
館淳一[タテジュンイチ]
1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒業。芸能記者、別荘管理人、フリー編集者を経て、75年「別冊SMファン」にハードバイオレンス小説『凶獣は闇を撃つ』を発表しデビュー
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年、東京生まれ。筑波大学卒業後、フォーク歌手を目指したものの失敗。芸能プロダクションに勤務するかたわら音楽系のライターに転身。その後官能小説に関心が高まり、91年『姉と叔母個人授業』でデビュー
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年、神奈川県生まれ。県立三崎高校卒業後、看板屋、工員、飲食店勤務などを経て、23歳で官能作家デビュー。熟女もの少女ものにかかわらず、匂いのあるフェティッシュな作風を得意とし、著作数は420冊を超えた。本名の「奈良谷隆」では戦記やアクション小説を、「ならやたかし」では漫画やイラストも描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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