出版社内容情報
東洋プロレス主催「バーリトゥード・チャレンジ」が開幕!伊達潮男がプロレスラーの魂をぶつけ、ブラジリアン柔術のマカコが試合巧者ぶりを発揮する第三試合は、稀に見る激闘となった――。『餓狼伝ⅩⅢ』から続くキング・オブ・格闘小説、待望の文庫化!
内容説明
東洋プロレスの主催イベント「バーリトゥード・チャレンジ」の開催が迫った。巽真vs.堤城平など、夢の対戦カードが六試合。カイザー武藤は、借金のため、東洋プロレスのリングに上がる。真剣勝負で会場を沸かせた後、イベントで対戦予定の丹波文七を挑発した。そしてついに開幕―第三試合、あくまでプロレスラーとして闘う伊達潮男は、マカコと大熱戦を演じていた。眠っていた魂も沸騰する、格闘小説の金字塔。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。歴史長編や、趣味である格闘技、釣り、写真に関連した著作も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水面頼光
1
3巻が出たので1巻からまとめて購入。当初はテンポが遅く話がなかなか進まなかったが良い感じで進んでいてとても読みやすい。伊達カッコいいぞ。2016/06/20
GAKU
1
プロレスラー伊達、最高だよ。おっさんでもいい勝負できるのがプロレスの魅力だな。2010/03/01
nur1202
1
プロレスはやっぱりいいなぁ。作者の愛をひしひしと感じますね。2009/12/13
ゆーちん
0
読了。新って何だろうと思ったら何も変わらず続編だった。2016/09/03
おたぬ
0
★★★★☆ いきなり、前田光世のバトルからスタート。姫川源三どうなるのー? 伊達のプロレス良かった。ここにきてプロレスにスポットが当たってきた。次の巻の丹波VSカイザー武藤も気になる。2016/06/29