内容説明
作家のアシスタントをしている神尾一馬は取材で訪れた京都で謎の連続殺人事件に遭遇する。事件の糸がすべて古代渡来人「秦」氏の伝説に結びつく不思議に興味を持った一馬は、事件の核心に迫り、ついには複雑に絡みあった事件の全貌を解き明かす。馥郁たる古代史ロマンが漂う旅情ミステリーの快作。
著者等紹介
義則喬[ヨシノリタカシ]
1946年東京生まれ。69年、日本大学商学部を卒業。家業(王子技研株式会社)を継承、代表取締役として現在に至る。02年『静かなる叫び』でサントリーミステリー大賞優秀賞を受賞。『京都 愁殺の六芒星』がデビュー作である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。