内容説明
199×年初秋、嵐の夜。ひとりの宿命の子が誕生した。その名はシュラ。尋常ではない肉体と能力を持つその子は、一族から追放されるが、さまよえるオランダ人―デッケン船長の“教育”を受けることになる。時を経てニューヨーク、扉が開かれた。復讐に燃える美貌の殺人魔シュラが姿を現わし、世界の“闇”を統べる一族を相手に戦いを挑む。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県銚子生まれ。青山学院大学法学部在学中は推理小説研究会部長を務める。卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市“新宿”』でデビュー
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