内容説明
新しい戦争、新しい技術は何をもたらすのか。各国別、安全保障のイシューごとに「新しい時代の戦争方法」をマクロ的・ミクロ的に論じる。
目次
第1部 新しい時代の戦争方法(「混迷するアメリカ」と世界―新たな戦いの始まり;新時代の核戦略―「一般抑止」と「核のノーム」;軍隊の新しい主任務―HA/DRと平和活動;LAWS(致死性自律兵器システム)の戦争
新時代の政軍関係
軍事力と経済力―経済力万能神話の消滅と代替可能性の終焉)
第2部 各国の「新しい戦争」観と戦略(アメリカ流の戦争方法―「2つの戦争」後の新たな戦争方法の模索;日本流の戦争方法―ソフト・パワーと日本の国家戦略;ロシア流の戦争方法―「ハイブリッド戦争」;中国流の戦争方法―習近平政権下の軍事戦略;北朝鮮流の戦争方法―軍事思想と軍事力、テロ方針;トルコ流の戦争方法―地域安定の主要なアクター;湾岸諸国による新たな積極行動主義―体制転換の脅威と対テロ政策の拡大;中東・北アフリカ地域の戦争方法―武装勢力の動向から;インド・パキスタンの戦争方法―「核の下での通常戦争」をめぐる動き;ベトナム・フィリピンの戦争方法―大国の狭間に置かれた中小国の戦略;チェコスロヴァキア流の戦争方法―1938年の失敗と日本外交への教訓)
著者等紹介
川上高司[カワカミタカシ]
1955年生まれ。大阪大学博士(国際公共政策)。Institute for Foreign Policy Analysis(IFPA)研究員、(財)世界平和研究所研究員、防衛庁防衛研究所主任研究官、北陸大学法学部教授を経て、拓殖大学大学院教授・同大学海外事情研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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