内容説明
柏木太陽は友人の来夢山則一から、行方不明になっている妻・黒木芽衣の捜索を依頼された。芽衣は、北海道で勢力を伸ばす“幻日教会”に攫われた可能性が高いという。早速教団に潜入した太陽が目撃したのは、美女が凌辱され、男は宦官にされるという信じられない光景だった!構想55年、斎藤ミステリーの最高傑作。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年東京生まれ。東京大学法学部卒。横浜市役所在勤中の66年、『殺人の棋譜』で第12回江戸川乱歩賞を受賞。72年作家専業となる
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