出版社内容情報
「花のあすか組!」の作者が贈る大人気漫画。百目鬼村の総領をつとめる百目鬼ミキ。孫の亜子は“グランマ”と呼び慕っている。百目鬼村のとある家族。初節句の人形を、どっちの実家が買うか問題勃発!よかれと思った事が相手の機嫌を損ね、積もりに積もった感情も爆発!さあどうする?――爽快!感涙!ほんわかヒューマンドラマ、第15巻も共感を呼ぶ4エピソードでお届けします!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
外見とは違う自分の本質を生まれ変わりで逃げようとする若者に「自然というのはな 逆らうもんではありゃせんよ」と諭すグランマ。しかしこの漫画の深い点は、同じ高齢者にもグランマが喝を入れるところだ。「ナベちゃんよ そんなだからオラたち年寄りはよ 若いもんに見捨てられるんよな?」年齢も外見も関係なく、おかしいと感じたことに疑問をぶつけるグランマの姿勢は、いつしか世代間の架け橋のような存在になっていく。「先行き短い我が人生に最期に残るのはなんだとおまえさんは思うね 希望さね それがあれば人が生きていく事は容易よな」2025/02/09
参謀
3
ガッチリしたガタイの男の少女趣味、初孫(女)を出産した嫁と姑、若い営農指導員と老人農家、老後と残される希望。どれもあるあるなエピソードな感じですね~。本当に本作は色々考えさせられます。学校の図書室、図書館、病院の待合室に常備して、日本全体の老若男女の意識を変えてほしいと切に願います。これからでも遅くないです。2025/02/12
ぽんだま
2
かっこいい。こんな歳のとりかたにあこがれる。2024/08/23