出版社内容情報
身近なことからそもそもの概念、アメリカの奴隷制の歴史まで――レイシズムをめぐるさまざまな「問い」にアメリカ史ゼミの学生たちが歴史を紐解き、真摯に向き合った、レイシズムを学ぶための「超」入門書。
内容説明
大学生の視点からレイシズムを学ぶ超入門書。レイシズム、それってなに?日本に人種差別はないんでしょ?―日本や自分とは関係ない話、遠い国の問題だとされる「レイシズム」。アメリカ史ゼミの学生たちが、歴史を丁寧に紐解きながらレイシズムをめぐる様々な「問い」に真摯に向き合った、社会とわたしをつなぐQ&A集。
目次
第1章 身近なこと編(日本にレイシズムってあるの?;民族差別って人種差別となにが違うの?;障がい者に対する差別事件はどうして起こるの? ほか)
第2章 そもそも編(レイシズムはそもそもどんな考えなんだろう?;いつレイシズムが生まれたの?;レイシズムと優生思想って関係あるの? ほか)
第3章 アメリカ編(アメリカは「自由」と「平等」の国と言われるのに、なぜこんなにレイシズムが激しいの?;奴隷制下で黒人たちはどのように闘ってきたの?;奴隷解放ってなんだったの? ほか)
座談会―私たちはレイシズムにどのように向き合えばいいの?
著者等紹介
貴堂嘉之[キドウヨシユキ]
1966年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。博士(学術)。専門はアメリカ合衆国史、人種・エスニシティ・ジェンダー研究、移民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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