出版社内容情報
前島香織に「罠」をしかけた東雲だったが、香織が東雲の真意をしることとなり、策略は崩壊する。そのせいで愛し始めた香織は東雲から去り、逆に東雲の前に次々と現れる女たち。それは、東雲すら知らなかった、悪意ある「別の罠」のはじまりの合図だった…。本当の「悪魔」は誰なのか――!? オトナの恋は複雑に交錯し、加速度的に物語が動き出す!
月島 綾[ツキシマ アヤ]
イラスト
梨里緒[リリオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリル
12
引き続き東雲目線で振り返る今巻。彼が仕掛けた「罠」が奈何か分かりました。「罠」というと相手を貶める意図が強い感じですが、なんというか彼は優しいですね。表情豊かな香織はみていて楽しかったです。小野さんの察した表情と、引いたと思った冬木部長も意味深な表情をしていたりと男サイドの駆け引きも見れてよかったです。部長のいい人度が上がりました。二人の視点から話を見ただけにすれ違っているのはみててつらいですね…宇佐美さん社交的ですし、よく人を見てますしよい人ですね。眼鏡を外した小野さん、黒幕度アップ。2019/11/02
まりもん
9
部長の奥さんである沙織と東雲との関係に気づいた香織は辛いなぁ。2018/08/22
けん
2
いたたまれないような恋に溢れてるオフィスですね。これ、みんな幸せになれるのかなー。みんな廃人になりそうな恋展開だね。2018/09/23
フシギダネ
1
しばらくぶりで、話を思い出すのに必死。絵は綺麗。2019/11/06