出版社内容情報
愛すべき友人との心温まるエピソード、初めての挑戦で得た気づき、生きづらい世界の中でも光る人のいとなみの尊さ。各種メディアへの出演も多数の今をときめく歌人・エッセイストである上坂あゆ美が、日々のつれづれを書き綴った連載が待望の書籍化! 時に愉快で、時に心の奥底にさざ波を生む、さながらふと立ち寄った喫茶店で、傍らから聞こえてくる話に耳を傾けるような読み心地の傑作エッセイ。
【目次】
内容説明
世界のうつくしいものに気がつけるようになるエッセイ集。
目次
つやつやの宝石
笑えばよかったのか
めずらしい出来事
はみ出てる人
ふつうアレルギー
起きてしまったことはどうしようもないから
受験の思い出
まぼろしの珈琲館
手土産
青い鳥は消えた
にじこさん
姉の呪縛
どうにもならない夜
どうやったら仲良くなれるのか会議
プレゼント問題
そんなに怒ることかな現象
キャラメルポップコーン
きらめくバグ
しわ
人生クソゲー説
あまかっちゃん
されど二千円
舞台の上なら人間になれる
安全について説明しますので必ずご確認ください
著者等紹介
上坂あゆ美[ウエサカアユミ]
1991年、静岡県生まれ。美術大学で様々な制作に取り組むもその道に進むことを断念。激務の営業職を経て、転職後に余暇が生まれたのをきっかけに短歌創作を始める。演劇やPodcastなど幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
44
本書は歌人の上坂あゆ美さんのエッセイ!まずタイトルに目を惹かれる。私もこのタイトルを見て、読むしかないと思い購入!表題作である『会社でおならをしてはいけません』は、上坂さんのご友人の話。ネタバレになってしまうので、あまりかけないが、読むとなんだかいとおしい気持ちにさせてくれるエッセイ。いい意味で期待を裏切られる感じ!タイトルや数行読んだだけで引きずりこまれる世界観と、上坂さんの言葉使いや言い回しに魅了されてしまう作品ばかり。何度も思わずクスッと笑えるシーンがあるため、電車の中で読むことはおすすめできない!2026/06/22
凛
20
いつもポッドキャスト『よりすな』を聴いている身として、早速購入。今回のタイトルも何ともキャッチー…、けれど内容はお笑いとかではなく、上坂さん自身の家族に纏わる過酷なエピソードや彼女の力強さを感じる話がぎゅっと詰まっており、その強さと逞しさをとても眩しく感じる。読み終えた後、活力を貰えたし、いつも周りと違っていて自分がずっとはみ出してるよなと思いながら生きる私も勇気づけられたそんな一冊です。2026/07/18
タカナとダイアローグ
9
短いエッセイに込められる密度がすごい。重さと軽やかさと、悩みと人生訓がつまっている。本編とは全然関係ないけど、上坂さんは剣心みたいだ。(るろうに剣心の)答えを求めて彷徨うソウジロウに、志々雄真実みたいな単純な真理「弱肉強食」を与えない。「志々雄さんより厳しいや」を想起した。飛天御剣流(漢字あってるか?)を扱うにはゴリゴリの筋肉が必要なんだけど、剣心は小さい身体で扱うから無理が祟る。上坂さんの魂もきっとそうで、フルで扱う体力が必要な気がした。逆刃刀で世の中正してほしい。牛鍋で応援したい(なんのこっちゃ)2026/06/20
たいちーらぶ
2
お茶目なタイトルでまずひと笑い。上坂さんのエッセイはとても愉快だ。本人は、痛かったり苦しかったり怒りが充満していたりするのだが、どのエピソードもユーモアのセンスが素晴らしく思わず笑ってしまう。個性豊かな友人とのエピソードは心温まるものばかりだった。「普通〇〇では」の「普通」についての話しは共感しかない。よく見る「どっち派アンケート」は「普通」を決めるためのものなのか。2026/07/24
ごろごろ
2
タイトルに惹かれて読みました。 すごく読みやすく、面白い、そして力強い文章に心打たれました。 著者の短歌集を今度は読んでみたいと思います。 生きる、生活するパワーをもらえる気がします。2026/07/21




