出版社内容情報
「自然が狂えば人間も狂う」―-この死の満ちあふれた崩壊時代を生き抜くために必要なのは「生を想え」という意識である。ベストセラー『メメント・モリ(死を想え)』の発表から40年余を経て、写真、文筆、絵画、書、音声とあらゆるメディアで表現し深化を続ける藤原新也が現在の世界を語る。過去から未来の縦軸、日本から世界の横軸を縦横無尽に駆け抜けて作り上げた、令和版『東京漂流』が誕生。
内容説明
自然が狂えば人間も狂う。共倒れ絶対崩壊の時代を照らす藤原新也、言葉の満月。
目次
人類の肌色
闇に咲く花
風狂
偶然に至る
時間を呼び止める
雨の中のチャイム
究極の選択
名作写真
写真の行方
彼岸の犬
整体カメラ
パリ・東京
ハグ
使い古しのジャージ
ジジイ死ね!
祭典
亡霊と闘う
海の教え
ウィスパーボイス
死者の授業〔ほか〕
著者等紹介
藤原新也[フジワラシンヤ]
1944年福岡県門司市(現 北九州市)門司港生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻に入学後、アジア各地を旅し1972年『インド放浪』を発表。1983年に発表した『メメント・モリ』は世代を超えて読まれるロングセラーとなる。1976年日本写真協会新人賞、1977年第三回木村伊兵衛写真賞、1981年第二三回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- くうねるところすむところ
-
- 和書
- 現代少年詩論 文芸研選書