旅する建築家―隈研吾の魅力

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旅する建築家―隈研吾の魅力

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575315110
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2020年元日にこけら落としを迎える新国立競技場。設計を担当した隈研吾氏はいまや多くの人が知る建築家の一人。世界で活躍する超が付くほどの人気建築家ながら、その人柄は気さくで、出会った人々を魅了する。「隈建築が世界から評価される理由とは何か?」その建築哲学、人間力に迫る。本書は隈氏と30年以上に渡り親交がある空間デザイナー田實碧氏がロングインタビューを敢行。これまであまり語られることのなかったエリート建築家の生い立ちから現在までを数々の名建築の誕生秘話を交えながら綴る。

内容説明

世界20か国以上のプロジェクトを手掛ける隈研吾。伝統文化を継承し、自然環境に調和する「負ける建築」が勝ち続けるのはなぜか?駆け出しの頃から30年以上、その活躍を追い続ける空間プロデューサー田實碧がその理由に迫る。

目次

Interview1 2つの東京オリンピック―新国立競技場建築秘話
第1章 建築家・隈研吾の原点
Interview2 日本の伝統文化・芸能―江戸時代から続く庶民の文化
第2章 伝統文化・人・素材との出合い
Interview3 1990年代の地方行脚―人・自然・素材との出合い
第3章 地方から世界へ、そして未来へ
Interview4 ポスト2020年―これからの日本と建築のあり方について

著者等紹介

田實碧[タジツミドリ]
学習院大学文学部卒業。空間プロデューサー。日本の古美術、考古学など歴史的なものに興味が深く、また能、歌舞伎などの研究も行う。1970年代に西武池袋店にて田實碧のオリジナルコレクションのファッションショーと販売を行う。コミュニティカレッジ設立。1974年から79年までは、ブラジルサンパウロに拠点を置き、インテリア、料理、陶磁器などを学ぶ。会員制クラブ「Uraku」、海外日本大使館、個人邸等の家具、食器、エクステリアを含むトータル空間デザインを手掛ける。ホテルメトロポリタン・エドモントのアートディレクションを手がける。催事:「大中国展」「タイ展」「インド展」「トルコ展」「スペイン展」など。日本旅行作家協会会員。東洋陶磁学会員。日本庭園協会会員。日本英語交流会、トルコ協会、天野博物館友の会(ペルー)にそれぞれ所属。著書の他、雑誌、ムックへの執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

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今や世界20ヶ国以上で建築プロジェクトを進めている隈研吾さん。東京や地方でもその成果を見られるのはうれしい限りです。バブルがはじけて東京での仕事が無くなり地方作品の第一弾が瀬戸内海の大島の亀老山展望台。これも環境に溶け込んだ「負ける建築」と思えました。都内でのお気に入りはサニーヒルズジャパン、根津美術館、浅草文化観光センターなど。木との出会いは高知県梼原町でのプロジェクトとのこと。ここの「雲の上の図書館」も行ってみたい。2021/05/08

christinayan01

0
隈研吾氏の作品に対する著者の感想やインタビュー。2019年だから最新作のことも書かれている(最新は明治神宮ミュージアム。)生い立ちから学生時代のこと、プロジェクトのエピソードもよく書かれているが他の本で見かける内容まんまのためこの本からは隈さんの新しい情報は得られないと思う。2020/08/21

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