迷宮探訪―時効なき未解決事件のプロファイリング

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迷宮探訪―時効なき未解決事件のプロファイリング

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575313185
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0076

出版社内容情報



北芝健[キタシバ ケン]
監修

谷口雅彦[タニグチ マサヒコ]
著・文・その他

週刊大衆編集部[シュウカンタイシュウヘンシュウブ]
著・文・その他

内容説明

科学捜査の発達した現代でも尚、絶えず起こる未解決事件。その現場を訪れて、はじめて解き明かされる事件の深層、そして真犯人―。迷宮事件の霧をすべて晴らす「北芝プロファイリング」完全版事件現場の現在。カラー写真24頁。

目次

第1章 組織犯罪(世田谷一家殺害事件;広島一家失踪事件;八王子スーパー強盗殺人事件;伊勢女性記者行方不明事件)
第2章 単独犯(廿日市女子高生殺害事件;川崎連続通り魔事件;舞鶴高1女子殺害事件)
第3章 被疑者死亡(島根女子大生バラバラ殺人事件;桶川ストーカー殺人事件)

著者等紹介

北芝健[キタシバケン]
東京都生まれ。元警視庁刑事。祖父は外科医、父は内科医、母は小児科医という医師の一家に生まれる。早稲田大学卒。在学中に1年間英国居住。商社勤務を経て警視庁に入庁し、地域警察(交番等)、刑事警察(盗犯、暴力犯、強行犯等)、公安外事警察(防諜、外国人犯罪、テロ対策、情報調査等)の捜査に従事。沖縄剛柔流空手六段。日本拳法三段。警視庁柔道二段。全国警察逮捕術大会の優勝チームのコーチを務める。(社)日本安全保障・危機管理学会顧問、研究講座講師。日本経済大学大学院講師

谷口雅彦[タニグチマサヒコ]
1967年、北海道生まれ。写真家。日本写真学会会員。9歳で自らカメラを購入して以来、写真を撮り続ける。写真家・丹野章氏に師事。毎日新聞ニュース写真1989年度賞特選受賞。写真家・細江英公氏主宰の写真ワークショップCOUPUS第二期修了。1992年に舞踏家・大野一雄氏と出会い、以後、舞踏家やストリップダンサーなど、身体表現者たちとのセッションによる作品を制作するようになり、展覧会、カメラ誌、写真集などで発表する。ほか、小説家やアスリートの人物写真、廃墟探訪、未解決事件などのドキュメント写真なども手懸ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4fdo4

15
未解決事件をまとめた本。重い話だが読みやすい。内容は憶測で書かれている部分も多く、新事実が出てくる訳でもなく。週刊誌の連載を読んでいる感じ2022/01/03

でかぱんちょ

8
テレビのドキュメンタリー番組でもよく見かける未解決事件の本だが、本書は事件の概要と共に実際に現場を訪れて現在の写真とともに元警視庁刑事の北芝氏が事件をプロファイリングしており、事件の風化を阻止しようという意図はよくわかる。一つ一つの事件を読む度に震撼する思いになったが、偶然にも読んでいる途中で本書にも出ていた事件の犯人が15年の時を経て逮捕されたニュースが。被害者の方はもう戻ってはこないものの、一件でも多くの事件が解決する事を願って止まなかった。2018/04/22

加藤久和

4
未解決事件を風化させないという「週刊大衆」編集部の真摯な気持ちは伝わってくる。北芝健氏の推理も説得力があって「なるほど」と思う部分も多い。ただ伊勢女性記者行方不明事件の北朝鮮拉致説だけは頂けない。女性記者が姿を消す直前に会っていた限りなく不審な超重要参考人の男がいるというのに。この事件に関しては西牟田靖氏の他の追随を許さない取材があり北朝鮮拉致説はほぼ否定されているのだが。御両親は今も必死で娘さんの行方を追っている。事件が風化してしまうこと以上に不確かな情報を流すことは罪が深い。2018/03/12

金色

1
未解決事件が大好きなので、楽しく読みました。。今なら解決できた事件も沢山あると思う。島根女子大生バラバラ殺人事件は印象に残ってます。2021/12/05

turutaka

1
未解決事件を改めて振り返る本。もとは週刊誌連載のものだったとのことだが、事件のアウトラインが整理されており非常に読みやすい。 最後のコラムがとても良い。 警察の現場の職員たちの疲弊が未解決事件を産んでいるとのことだが、なるほどと思った。 ここらへんを改革しないと、この手の未解決事件はじわじわと増えてきそうだ。2021/08/03

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