日本男子♂余れるところ

電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

日本男子♂余れるところ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575312751
  • NDC分類 491.154
  • Cコード C0095

出版社内容情報



高橋秀実[タカハシ ヒデミネ]
著・文・その他

目次

序章 仏説男根
第1章 包皮前進
第2章 千摺指南
第3章 愛染雁高
第4章 男色交換
第5章 阿吽阿吽
第6章 絶頂巡礼
第7章 針小棒大
第8章 麩茎反転
終章 是菩薩位

著者等紹介

〓橋秀実[タカハシヒデミネ]
1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社を経て、ノンフィクション作家に。『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞、『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』で第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

48
男性器について掘り下げている。性を扱う本ってエロに寄せるか、医学的データとして扱われることが多いけど、なにせ「弱くても勝てます」「素晴らしきラジオ体操」「はい、泳げません」の高橋秀実なので、淡々とユーモラスに掘り下げている。「女性にとってのペニス」「ゲイにとってのペニス」「レズにとってのペニス」「性転換者にとってのペニス」について当事者インタビューしてるけど、考えたことがなかったから斬新だった。あとがきで「妻に『愛していても勃たないことはある』と釈明したかっただけかもしれない。ごめんね」と書いてて笑った。2023/11/25

くさてる

16
いつも思わぬところからテーマを見つけてくる著者の今回のテーマは男根。といってもいやらしい感じはまったく無く、ある意味で物悲しいようなくらい真面目に迫った一冊。秀実さんらしいユーモアはもちろん随所にありますが、性の問題を語るのって難しいけれど、性でもあり肉体の単なる器官でもあるそれについてこういうアプローチもありなのでは。読む人によって、色んな感想がありそうな本ですが、わたしは面白かったです。2018/04/21

spike

4
この人の著書のモチーフはいつも独特だが、この本は独特にもほどがある、という感じで、しかもいつもの飄々とした感じて誠に微笑ましい。2018/07/04

Gen Kato

4
男根考から発展する性交、絶頂、男色、夫婦和合の考察。性とはひと言ではくくれない、多様かつ豊かなものであるのだなあ。2017/08/25

こっこ

2
★★☆☆☆ 「佇む作家」高橋氏の、体験レポート。今回のテーマは「余れるところ」であるのだが、ちょと持て余し気味。これも余れる故か。論評が難しいのである、いつもながらこの人の著作は。うーん、マンダム。2019/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12046439
  • ご注意事項