出版社内容情報
大下英冶[オオシタ エイジ]
著・文・その他
内容説明
「角サンなら今の日本をこう変える!」日中関係、原発、農業改革…。“決断と実行”の政治家田中角栄なら、日本が抱える難局をどう乗り切るか―。元側近や政治家…、角栄を知る14人が証言!ウラ話満載!1972年―。『日本列島改造論』はこうして生まれた。
目次
序章 田中角栄が構想した『日本列島改造論』はこうして生まれた
本章 田中角栄をよく知る男たちの証言で綴る「新日本列島改造論」(震災復旧・復興対策;国家危機管理;財政再建・財源対策;田園からの産業革命;巨大国家・中国とインド外交;原発・新エネルギー戦略;交通ネットワークの再整備;地方創生;最先端テクノロジーの活用)
最終章 トップは世界を俯瞰し、国の道筋を示す戦略を持て!
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。1983年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさる
3
タラレバの話にはなってしまうが、面白い発想がたくさんあった。田中角栄氏が、日本の地方活性とエネルギー問題の将来に目を向けて大胆に行動していたことが分かる。それにしても、オイルショックとロッキード事件での失脚が悔やまれる。「全国の高速道路対策」(p151)は今すぐでも実行できる気がする。まだまだこの国はやれることがあるはず。2017/01/09
Shu Matsuda
1
序章は田中角栄の経済政策、外交政策などを関係者のコメントを交えながら、エピソード仕立てでまとめている。田中角栄の想像力と実行力の凄さが伝わってくる。本章は今の日本を田中角栄ならどうやって変えるか、エネルギー、農業などいろんな分野について田中角栄を知る人物が施策を紹介する。分野によっては中身が薄いところもあるが、新しい発見も有って全体的には良かった。読んで思ったのは登場する人たち皆メッチャ勉強しているし、発想力もすごいし、中には実行力もすごい人もいて、なんか凹む(゜O゜;2016/08/07
かじゃ
0
令和になり平成を振り返る事が多い中、昭和戦後の総理大臣として田中角栄元総理は魅力的な人だったと再認識したくて角栄本を読み漁りました。2019/03/31
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