内容説明
「動物のお坊さん」の優しい教えが全国に広がっています。ペットロスに悩む人のバイブル。
目次
第１章 私とペットのかかわり（はじまりは猫；ふたたび ほか）
第２章 ペットロスについて（ペットロスとは；ペットロスの背景 ほか）
第３章 それぞれのペットロス（ペットロスのはじまり；若い命 ほか）
第４章 ペットを喪ったあなたへ（出会いと別れ；選択と後悔 ほか）
第５章 ペットの供養Ｑ＆Ａ（最高の供養をしてあげたいのですが、どのようにすることが良いのでしょうか？；人にはお経がありますが、動物たちにもお経があるのですか？ ほか）
著者等紹介
横田晴正［ヨコタハルマサ］
１９７１年東京生まれ。大学卒業後、ペット用品販売、広告代理店勤務を経て、２７歳で出家。２００１年新潟県長岡市にてペット霊園ソウルメイトを設立。２０１３年東京都杉並区にて東京分室を開室。ペットのお坊さんとして葬儀・火葬・供養・パラカウンセリングを行い、人のお坊さんとして曹洞宗長福寺の檀務を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花
5
言葉が優しく読んでいてあったかい。悲しみの心を傷つけることなく、優しく温めてくれる。最愛の子を亡くしたという目の前の出来事は変わらないけれど、この本の言葉一つ一つを読むだけで、救われると同時に、また日々を生きていこうと思える。出逢いや別れ、幸せや悲しみ、全て意味があって、どんな選択も間違えはない。シアワセは喜びだけから感じられることではなくて、悲しみや苦しみからもシアワセは感じられる。また読み返したい言葉ばかりだった。2018/02/13
け
4
作者が動物が大好きな僧侶の方で、ご自身も大切な動物たちとの別れを何度も経験されていることもあり、大事な家族としての動物を失った人の痛みや悲しみがよくわかっている方に慰められたような気持ちになりました。個人的には読むのが少し早かったかも、まだあの子が仏様になったとは思えません。いつか落ち着いて読み返せるかなと思った頃に、読み返してみたいと思います。2017/10/23
菊蔵
4
うちのワンも16歳になり、人間と同じで今ではおつむも緩く目も耳も悪くなり、ある意味マイペースに呑気に過ごしております。小さい頃から育ててきた身としての老いはなかなかいたたまれぬものがあり、今後絶対避けられない別離に対して、少しでも心の準備をしたいと模索中です。そんな中の一冊ですが、著者が僧侶ということで飼い主の行い全てを「是」とするスタンスに心が随分軽くなりました。別離に怯え過ぎるよりも今一緒にいられる幸せを大切にしたいねー、とは同じ境遇にいる我が従姉妹(臨床心理士)の言葉ですが、それにも深く頷けました2015/05/15
zero
3
16年間わが子のように人生を共にした猫が亡くなりました。自分が予想していなかった感情、自責、周囲との距離感など自分と世間との調和の取り方、感情の向け先など途方にくれていた時、海原に浮かんでいる私にそっと手を差し伸べてくれたような本でした。この本に出会えていなければ自分はどうなっていたのか自信がありません。今後、自分の知り合いに同じようにペットを亡くした人がいた場合の接し方なども参考になりました。2015/11/17
yukiusagi
3
☆☆☆☆☆2015/05/17
