闘魂の呪縛 王道の絶望―昭和マット界黄金期に隠された「プロレス死滅」の病巣

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575301182
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

内容説明

暴露にはもうウンザリ。知りたいのは真実だけ。プロレスはなぜ死んだのか―熱狂のリングで交錯した嫉妬、野心、過剰なる自己顕示欲、答えはすべて「昭和」にあった。

目次

第1章 逆説・アントニオ猪木―猪木はプロレス衰退の“戦犯”ではない!
第2章 新説・ジャイアント馬場―知られざる苦悩と孤独な闘い
第3章 昭和レスラー天国―リングを彩った熱狂と奔放
第4章 アメプロ盛衰興亡記―米マット黄金時代の表と裏
第5章 前田日明の蹉跌―3度天下を獲り損ねた不世出の超新星
第6章 黄金期スターたちの修羅―ビッグネームが直面するマット界不況の現実
第7章 マスコミ村の奇妙な掟―取材拒否と専門誌連鎖休刊の深層
第8章 2010年プロレス消滅―迫りくるマット界地獄のXデー
特別編 昭和「名ガイジンレスラー」列伝

著者等紹介

井上譲二[イノウエジョウジ]
1952年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。1977年、『週刊ファイト』米国特派員としてニューヨークに駐在し、数々のスクープを連発。帰国後、親日本プロレス担当として活躍したのち、1994年6月『週刊ファイト』編集長に就任。2006年9月休刊を機に新大阪新聞社を退社、フリーの立場でプロレス記事を執筆している。現在、月刊誌『EX大衆』にて「落日のマット界」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0607xxx

10
昭和プロレスを懐かしむような内容。2009年発行という事もあり特に目新しさは無かったが、「2010年プロレス消滅」という章もあるぐらい、当時はプロレス界自体がどん底だった事を思い出す。そして、三沢の死から今年で9年経つというのが時の流れを感じた。2018/06/06

くーぱー

0
三沢さんが急逝された直後に発刊された本書を、半年後に重版されたのを期に手にとってみた。正直驚くような記述はほとんどないが、かつて「ファイト」を愛読してたオヤジファンには古きよき時代の「活字プロレス」を思い出させてくれる、どことなく懐かしさを感じる一冊。2010/04/20

ペンギンとまと

0
どっかでみたことあるネタだなぁ2009/08/14

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