傾斜のマリア

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575249033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

米国資本の大手製薬会社を辞め、フリーとなった神原恵弥は九州のN崎を訪れた。N崎出身の祖母が遺した不思議な数え唄の意味を探るためだ。だがそんな恵弥に対しN崎大学の医学教授が、米国の監視下に置かれている女性科学者への接触を求めてきた。出島で見つかったある物質について博士の意見を聞きたいという。恵弥は、まるで影のような存在の博士とまみえることはできるのか? そして、唄の歌詞「かたむくマリア」に込められた秘密とは? 謎めいたラストが鮮烈な余韻を残すシリーズ第四作!


【目次】

内容説明

米国資本の大手製薬会社を辞め、フリーとなった神原恵弥は九州のN崎を訪れた。N崎出身の祖母が遺した不思議な数え唄の意味を探るためだ。だがそんな恵弥に対しN崎大学の教授が、米国の監視下に置かれている女性科学者への接触を求める。出島で見つかったある物質について博士の意見を聞きたいという。点と点がN崎の街でつながるとき、辿り着く真実とは?

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選ばれ、デビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞、06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

196
恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。神原恵弥シリーズ第四弾、相変わらずゆる~い観光案内のようなミステリ、このシリーズはいつもそうですが、明らかに長崎県なのに、N崎と表記し続けるのが、最大の謎です(笑) https://www.futabasha.co.jp/book/978457524903300000002026/08/24

パトラッシュ

158
忘れた頃に突然新刊が出るシリーズ物は扱いに困る。久しぶり過ぎて前作との繋がりが意味不明で、キャラの過去や性格設定も覚えていないのだから。まあ神原恵弥の強烈な性格は何となく思い出せたが、多田との関係は最後まで「?」だった。そんな2人が弥次喜多道中張りに長崎の地をドタバタ駆け回り、恵弥の祖母が遺した不思議な数え唄の謎を解こうと奔走する。今回はプラントハンターとしての仕事は関係ないのかと思っていたら、意外な接点が浮かぶ。読み物としては面白かったが恩田さんの複雑な構成のドラマが好きなので、肩透かしに遭った気分だ。2026/08/12

itica

70
「MAZE」「クレオパトラの夢」「ブラック・ベルベット」に続くシリーズ4作目。うち2作は読んでいるらしいのだが、昔過ぎて覚えていない(途中でシリーズものと分かって、失敗した!と思ったくらいだから)。祖母が遺した数え歌の謎を解くためにN崎県へと向かった神原恵弥。N崎に行った気分になれるし色々雑学も知れて良かったが、1作目から続けて読めば、もっと楽しめたかもしれない。 2026/08/10

日の丸タック

45
シリーズもの、しかも4巻目とのこと…全くの無知で読み始めた。語り口もテンポも良くスラスラ読了! 何が謎だったのかは置いておくとして、前作3作を読みたくなった。2026/09/13

ぐうぐう

34
神原恵弥シリーズに限らずだが、恩田陸の小説はストーリーを読む以上に会話を読む愉しみがある。一見はわからないが、よくよく見れば首を傾げてしまう疑問が恩田の小説の肝で、その疑問が会話によってどんどんと連想されていき、立体的になっていく醍醐味が愉しい。信仰や記憶などについてが語られるも、会話であれば舞台劇でも成り立つのかと言えば、少なくとも本シリーズは無理である。なぜなら神原恵弥のキャラクターは、小説だからこそ成立するからだ。2026/09/02

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