お稲荷さまの謎解き帖

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お稲荷さまの謎解き帖

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575248388
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第46回小説推理新人賞を受賞作。俺が稲荷神となって、はや三百年。「誉人」として選ばれた人間の願いを叶えるため、日々神社で人々の願いに耳を傾けている。俺は人智を超えた神の力を使えるが、人間の心の機微がさっぱりわからない。今回やってきた誉人の女は、病におかされ余命わずかにもかかわらず、「どうか私が殺されますように」と願った。遠からず命が失われるのに、一体何のために、誰に殺されたいのか――?
落ちこぼれの神様の少年が解き明かす、人間の不思議と宿命。読後、温かな幸福感に包まれる神様ミステリー!


【目次】

内容説明

俺が稲荷神となって、はや三百年。偉大なる大神様から、「誉人」として選ばれた人間の願いを叶えよと言い渡され、今日も神社で人々の願いに耳を傾けている。俺は人智を超えた神の力を使えるが、人間の心の機微がさっぱりわからない。今回やってきた誉人の女は、病におかされ余命わずかにもかかわらず、「どうか私が殺されますように」と願った。遠からず命が失われるのに、一体何のために、誰に殺されたいのか?俺は彼女の願いを叶えることはできるのか―?神様の少年が解き明かす、人間の不思議と宿命。読後、温かな幸福感に包まれるハートフルな神様ミステリー!第46回小説推理新人賞受賞作!

著者等紹介

朝水想[アサミソウ]
1975年生まれ。千葉県出身。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、旅行書籍の編集、旅エッセイや旅行記の執筆などで活動中。2024年、短編「神様、どうか私が殺されますように」が第46回小説推理新人賞を受賞。同作を収録した『お稲荷さまの謎解き帖』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

akiᵕ̈

26
誉人とされた人間の願い事を100叶える事によって天界に戻れるという任務を遂行すべく奮闘する稲荷神。願い事の不可解さを感じ、なぜその様な願い事をするのか本人に近づき、探りながらその任務に励んでいく。地上の生き物に姿形を変えられて、一晩に一人だけにその者を操る言葉を掛ける事ができるという遊び心ありな設定。神様ゆえ人間の心の機微たるものが不思議であったが、人間と接していく中で少しずつ理解ができる様になっていく所がなんとも微笑ましい。好きなものが増えていく喜びを知った稲荷神、それだけで幸せそうだね。2025/12/20

RRR

10
書店に立ち寄った時に、惹かれた作品。人の感情に疎い稲荷神が、選ばれた人の願いを叶えようと奮闘する話。確かにミステリー要素があり、どうやって願いを叶えるのか、興味津々でした。少しずつ人の感情を理解していく過程が丁寧に描写されていたのが好感触。「小説推理新人賞」ということで、今後も活躍してほしい作家さんです。ラストの文章が深く余韻を残すーー。2025/12/20

ゆり

7
新人賞とは思えないほど完成された物語でした。心温まる日常ミステリー中心なのでほっこりします。人間を下に見るような態度をとっていた稲荷神が願いを叶えようと奮闘するたびに成長していく様子がいいです。補佐する狐も可愛い。稲荷神が学んだ「好きなものを数える」という方法がとても素敵で真似したくなりました。友人のようで戦友のようでもある弁財天も優しくて明るい性格がとても好みでした。稲荷神と弁財天のコンビが好きなので、シリーズ化してくれたら嬉しいです。2025/12/28

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