それでも旅に出るカフェ

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

それでも旅に出るカフェ

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年02月13日 21時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575246193
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。

内容説明

独身一人暮らしの瑛子にとって、元同僚の円が切り盛りする「カフェ・ルーズ」はすっかりなくてはならない存在になった。コロナ禍によって営業方法を変えるといった困難を強いられていたのはカフェ・ルーズだけでなく、瑛子の周りもそうだった。同僚や店に訪れる客は皆、何かを抱えていて…。ロシアの「リャージェンカ」や中国の「湯圓」、インドの「クルフィ」など、読めば食べたくなるスイーツが甘くない事情を解決していく。大好評コージーミステリ第二弾!読めば旅に出られる“おいしい”連作短編集。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し作家デビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

432
店主である『円があちこちを旅して知ったいろんな国のスイーツや飲み物を再現して出している』という『カフェ・ルーズ』を舞台にしたこの作品。そこには、そんなお店の常連でもある奈良瑛子の視点から見た『コロナ禍』を背景とした物語が描かれていました。前作同様に世界のあんな食べ物、こんな食べ物が盛りだくさんに登場するこの作品。『コロナ禍』の中で人々の感情が少しづつ変化していく様が細やかに描かれていくこの作品。平穏な日常が戻った『カフェ・ルーズ』に是非とも訪れてみたい、そんな思いがひしひしと募る美味しさ満載の作品でした。2023/04/22

ひさか

293
小説推理2022年1〜12月号掲載のものに加筆修正して2023年4月双葉社刊。再会のシュークリーム、リャージェンカの困難、それぞれの湯圓、湖のクリームケーキ、彼女のためのフランセジーニャ、鳥のミルク、あなたの知らない寿司、抵抗のクレイナ、クルフィの温度、酸梅湯の世界、の10の連作短編。前作から5年目のシリーズ2作目。続きがあれば読んでみたかったのですが、前作は、こんなにイヤミスめいた内容だったか?いや違うと思うな。も少しがんばりお仕事系だったと思う。少し残念。2023/08/01

旅するランナー

288
「旅は、いろんなものを棚上げにできるから好きなんです」なんて言ってる、主人公は世界各地の愛されフードを自分なりにレシピ化し、カフェで提供します。棚から出た前向きなぼた餅なのです。表紙写真のスロベニアのブレッドケーキを始め、ロシアのリージェンカ(飲むヨーグルトのような発酵乳)、中国·台湾の湯圓(お祝いの時に食べる団子)、フランセジャーニ(ポルトガル版クロックムッシュ)など、食べてみたくなります。コロナ禍·ウクライナ進攻の閉塞感を描きつつ、それでも旅する気分になれる、素敵な清濁併せ呑む、10短編になってます。2023/05/23

OSOGON15

265
ときどき旅に出るカフェの続編、シリーズ2作目。10章の短編連作。コロナ禍に突入してカフェ・ルーズも一時閉店へ。それでもキッチンカーで営業したり焼き菓子のネット販売でピンチをしのいでいた。懸命に努力しながらやっとカフェの再開に…1作目の話の内容はあまり思い出せないが、いろいろな国の美味しいご飯とスイーツとドリンクは相変わらず楽しい話だった。だけど今回はコロナ禍の話だからか少しモヤッと感が残ったような…次回はもっと明るい気持ちで読みたい。2023/11/29

のぶ

254
「ときどき旅に出るカフェ」の続編。舞台は前作と同じくカフェ・ルーズ。主人公も変わらず奈良瑛子。オーナーの葛井円との交流や事情を抱えた客達の人間模様を交えて描かれる連作短編。聞き慣れないお洒落そうなドリンクとスイーツが用意され、軽めの謎を含んだ会話が展開される。前作と変わっているのは、コロナ禍で営業状況が大きく変わっているところ。それを除けば作品は前作からそのまま繋がっていると思って間違いないが、読み終わっての感想は内容が思った以上に薄っぺらく感じてあまり残らない。シリーズはこの先も続くのか?2023/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20838471
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。