出版社内容情報
今年、生誕150年という記念すべき節目の年を迎える岡本綺堂。『修善寺物語』『鳥辺山心中』など新歌舞伎作品や、「半七捕物帳」などの時代小説で、現在も多大な人気を博しているが、その一方で、幻想怪奇文学の名匠としても活躍した。本書は綺堂の新たな魅力が発見できる貴重な一冊である。
著者等紹介
岡本綺堂[オカモトキドウ]
1872~1939年。東京芝高輪生まれ。府立一中(現・日比谷高等学校)卒業後、東京日日新聞などに勤務し、記者として働きながら戯曲の執筆を始め『維新前後』『修禅寺物語』などの新歌舞伎の名作を次々に発表。著名な劇作家となり、「綺堂物」という言葉も生まれた。その後、「シャーロック・ホームズ」に触発され、探偵小説『半七捕物帳』を執筆し人気を博した
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。82年から「幻想文学」、2004年からは「幽」の編集長を歴任。11年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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