コヨーテの翼

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575241396
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2020年7月24日に開幕する東京オリンピック。その開会式に出席する日本の首相や世界各国のVIP殺害を画策する過激派は、一人のスナイパーを雇う。スナイパーは数々の要人暗殺に関わったとされるが正体は不明。そんなある日、警視庁にオリンピックの中止を求めるメールが入る。メールには、中止に応じない場合は、テロを仕掛けるともあった……。超人的スナイパーVS日本の全警察官。果たしてテロを防ぐことはできるのか。超絶エンタメ・サスペンス。

五十嵐貴久[イガラシ タカヒサ]
著・文・その他

内容説明

2020年に開催される国際的スポーツイベント。その開会式で命を狙われたのは日本の総理大臣だった。―ある国家から日本の総理大臣の殺害を依頼されたスナイパー“コヨーテ”は、暗殺に向けて完璧な計画を練り上げる。対する警視庁は総力を結集して万全の警備態勢で迎え撃つ。リアリティ溢れる社会派サスペンス!

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。2001年『リカ』で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。以降、ミステリーや警察小説、青春小説、時代小説等次々と発表。07年『シャーロック・ホームズと賢者の石』で第三〇回日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。08年『相棒』で第一四回中山義秀文学賞候補、11年『サウンド・オブ・サイレンス』で第二八回坪田譲治文学賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

131
図書館本。東京オリンピックにテロ組織に首相暗殺を依頼された殺し屋コヨーテ。あらゆる手段で殺しの糸口を探し、警備を手薄にするために仲間を殺したり、たれ込みしたりと殺しのプロに徹する。ある程度結末も予想の範囲内でちょっと盛り上がりにかけたかな?すいません。2019/03/03

海猫

126
帯に「五十嵐版ジャッカルの日」とあるし明らかなオマージュ作品。ただしフォーサイスのような迫真のドキュメントタッチや、圧倒的なリアリズムを期待するのは違うと思う。作風が別物だと思うし、目標を狙う暗殺者と阻止する側の対決がある、ぐらいに思って読むと展開が軽快で面白い。2020年のオリンピック開会式で総理大臣を暗殺、というコヨーテの目的がタイムリー。ディテールの掘り下げがある上に、タイムリミットサスペンス的に進行するので、かなり早く読めた。終盤は二転三転するが、そこに至るまでの伏線を張ってたことに感心する。2020/03/17

ゆみねこ

89
2020東京五輪、開会式でテロを画策する中東のゾアンベ教国。狙いは日本のアナン総理。凄腕のスナイパー・コヨーテvs警視庁。テンポ良くストーリーが進み一気に読了。コヨーテのようなテロリストが実在したら恐ろしいですね。2019/01/10

keroppi

69
「タワーリング・インフェルノ」「ポセイドン・アドベンチャー」をリスペクトした作品を書いた五十嵐貴久さん、今回は、「ジャッカルの日」か。雑誌連載時は、「コヨーテの眼」だとか、やっぱり「ジャッカルの日」だよな。狙うはドゴール大統領でなく、日本国首相。時は、2020東京オリンピック開会式。対するは、総務出身の警察官。結構、ハラハラドキドキ。オリンピック開会間近になってきたけど、現実でも、裏で色々あるんだろうなぁ。2019/02/19

64
東京オリンピックを舞台に警察VSテロリストという事で、なかなかのスリルが味わえる。テロリスト達の行動がやや軽い気もするけど、みんなゴルゴ13じゃないからこんなモンかな⁉2019/03/14

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