内容説明
本書は、角運動量の量子力学からはじめて原子の構造、近似法、散乱理論、輻射と物質の相互作用の解説をする。
目次
9 角運動量
10 原子の構造
11 近似法
12 散乱問題
13 輻射と物質の相互作用
著者等紹介
江沢洋[エザワヒロシ]
1932年東京に生まれる。1955年東京大学理学部卒業、1960年同大学院数物系研究科博士課程修了、同大学理学部助手となる。1963年フルブライト研究員として渡米、1966年ドイツに渡り、1967年に帰国、学習院大学助教授となる。1970年に教授。1972年から2年間、米国ベル研究所で研究員。理学博士。専攻は理論物理学、数理物理学
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶつりがく徒のつどい
2
9章の角運動量は計算の量が多く本質を見失わされやすい。x と p の関係にある変数は何と何なのか、固有値や固有ベクトルは何なのか、といったことを耐えず認識しなおす必要があるだろう。 実は原子の構造について計算を行うために、角運動量を明示的に考えない方法を用いることもできる。このため、角運動量は「意味」を理解するために学ぶ、という捉え方をするのが良いだろう。原子構造について計算を行うとき、角運動量を明示的に考える・考えないに関わらず、直交多項式について理解があると非常に見通しが良くなる。2012/11/10
コンバースさん
0
ようやく終わった 今度からは演習の鬼となります2014/09/24
tanipo
0
2002年初版。Ⅱは角運動量から輻射と物質の相互作用。 難易度(1-5):☆☆☆2020/08/30
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