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  • サイズ 46判/ページ数 440p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575241211
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

千葉刑務所を脱獄し、亡き妻の復讐と娘・萌子の誘拐事件を解決してから三年――。笠原武大は輪島で塗師として修業の日々を送り、萌子は金沢の伯父の家に下宿しながら高校に通っていた。春の雨の夜、何者かが離れて暮らす二人を同時に襲った。笠原は不意を衝かれて囚われの身となるが、萌子は辛くも逃げ延びバイクで南を目指す。一方、警察庁警備局公安課特別捜査室?サクラ?に所属する田臥と室井は、父娘失踪の報を聞き、萌子誘拐事件の主犯でありながら罪を免れた日本神道連議会の板倉勘司の関与を疑っていた。

柴田哲孝[シバタ テツタカ]
著・文・その他

内容説明

天才女子高生、IQ172の萌子が縦横無尽に駆ける!公安、北朝鮮、大物フィクサー―原発をめぐるそれぞれの思惑が交差し、予測不可能な展開!緊迫のノンストップサスペンス。

著者等紹介

柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。86、87年、パリ~ダカール・ラリーに参戦。2006年『下山事件最後の証言』で、第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)を受賞。2007年『TENGU』で、第9回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

187
シリーズ3作目だった。読み始めてようやく思い出す。(田臥も懐かしい)後半はアイツがどうなるのか気になって気になって・・あっけなく殺れたのには唖然。こんなに簡単に殺してしまうあの国の工作員が今更ながら怖ろしい。IQ172の萌子と父も凄いが、萌子の友人南條康介と僧侶の父・茲海さんも凄い。そしてだ、逃げ切った女はいったいどこで何をしてこの国に融け込んでいるのだろう。不気味です。そういえば最近ミサイル発射の話は聞こえてこないなぁ。2018/12/02

モルク

106
シリーズ第3弾。笠原父娘と田臥室井コンビ双方が登場。前作から3年経ち萌子も高校生。スーパー女子高生となりキックボクシングにもいそしむ。しかし父笠原武大が拉致され、萌子が下宿していた叔父の家にも外国人グループの魔の手が襲いかかる。叔父は殺され叔母は大怪我、萌子は間一髪逃げるが…。ここからは主役はもっぱらもっぱら萌子。もんじゅの廃炉の秘密をめぐる社会派の要素もある。多くの善意の人々との出会いもあり難敵に立ち向かう。とにかくテンポがいい。ただ表紙はとても萌子には見えないが。2021/04/19

タックン

78
シリーズ3作目みたいだけど、1・2作は読んでたみたいだけど、あまり覚えていないなあ。3・11以降の原発物だけどそこに北がどう絡むかと思ったら・・・。始めの展開はいいけど、最後がドタバタ過ぎるし悪は弱すぎて拍子抜け。萌子の聡明さ強さ美しさだけが目立ったなあ。もう少し萌子のお父さんとか警察庁の田臥に活躍して欲しかったけど・・・。それにしても原発のあれが本当だとしたら大変だあ!!2019/02/10

タイ子

76
IQ172の父娘が還って来た。シリーズ3作目。平穏に暮らしていた父娘だが、過去に2人を地獄に落とした大物フィクサーが再び出現。父は拉致され、娘は愛用のバイクを駆って逃走。今回は殆ど娘、萌子の逃走経路と彼女の頭脳が犯人たちを引っ掻き回す爽快さが実に面白い。父娘が見つけた原発もんじゅの廃炉計画の真実とは?!そこに北の工作員が絡んで工作したら?フィクションなのに、ゾッとする話が裏付けられていくコワさもありで殆ど一気読み。萌子の親友南條君の家族がいい!特に僧侶のお父さん、さすがです。グミジャの行方が気になるけど。2019/01/09

ゆみねこ

72
IQ172の頭脳とキックボクシングの技を持つ天才女子高生・萌子が大活躍。原発利権に群がる権力者と北のあの国が手を組んだら?ハラハラドキドキが大好きな皆さん、お薦めですよ♪2018/11/29

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