出版社内容情報
雫井 脩介［シズクイ シュウスケ］
著・文・その他
内容説明
警察、犯人、被害者家族―前代未聞の騙し合いが始まる！巧妙に仕組まれた“誘拐ビジネス”。神奈川県警を嘲笑うかのような闇の犯行に、異色の捜査官・巻島史彦警視が再び立ち向かう。累計１３５万部突破の大ヒット警察小説、待望の第２弾！
著者等紹介
雫井脩介［シズクイシュウスケ］
１９６８年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。２０００年に第４回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。０４年『犯人に告ぐ』を上梓すると、たちまちベストセラーとなり、同年の「週刊文春ミステリーベストテン」では第１位に選出される。翌年には第７回大藪春彦賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
317
かなり前に読んだ前作に続いて、「犯人に告ぐ２」を読みました。前作の内容はほとんど忘れていたのですが、本作を読んでいて想い出しました。冒頭は今流行りの振り込め詐欺物かなと思っていたのですが、「振り込め詐欺×誘拐ハイブリット進化系」という感じで、５００Ｐ弱一気読みです。振り込め詐欺のノウハウを他の犯罪に応用すると進化系の凄い犯罪になるんでしょうネ！「３」以降も期待しています。2015/11/01
takaC
239
え！？これってあれ？いずれ『犯人に告ぐ3』もあるよっていう終わり方だね。読むのに疲れるからあまり大作でなくてもいいよ。2017/01/28
ダイ＠2019.11.2～一時休止
223
警察・犯人・被害者の三つ巴の騙しあい。面白かったんだけど期待していた劇場型捜査は最後まで行われず・・・犯人に告ぐはどこ行った？キャストだけなのか？。次作への伏線があるのでそこに期待します。2015/10/21
冴子
203
前作を読んだのがもう10年以上前だったから、登場人物とか全く覚えていない。今回は誘拐犯側と警察側からの視線が丁寧で、さすが雫井さん！ 誘拐犯側との信頼関係をある程度作ってからの身代金受け渡しか〜発想が凄い。淡野くらい頭が良ければ犯罪じゃなくても大金を手にできそうなのにね。できの悪い刑事や素人っぽい女性刑事の存在も面白かった。2018/01/23
こうじ
183
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 年末から読んでいた本。なかなか面白かった(*^_^*)誘拐犯と巻島刑事との心理戦！犯人も頭良いのに勿体なぁ〜^_^;犯人に告ぐ3も出る感じだね。楽しみ〜^_^2016/01/01
