出版社内容情報
朝鮮民主主義人民共和国の素顔にせまる!日朝間に横たわる諸問題に惑わされずに、北朝鮮の観光資源を楽しむ最新北朝鮮旅行記。
内容説明
首都・平壌で宮殿や凱旋門をめぐり、本場の冷麺に舌鼓。開城で世界遺産を見学し、板門店の軍事境界線を訪問。万景峰号が停泊する元山で海の幸を満喫し、咸興の歴史ある名店でジャガイモ料理フルコースを体験。本場の朝鮮料理もたっぷり味わえる!朝鮮民主主義人民共和国5泊6日の旅。
目次
第1章 柳の都、平壌へ
第2章 金ファミリーの都、平壌。高麗の古都、開城
第3章 世界遺産の古都・開城、軍事境界線の板門店
第4章 元山の万景峰号、咸興の冷麺
第5章 太陽節の平壌
著者等紹介
鄭銀淑[チョンウンスク]
韓国ソウル在住の紀行作家。1967年、韓国出身の父と南北分断前の北朝鮮出身の母との間に生まれる。世宗大学院観光経営学修士課程修了。韓国テウォン大学・兼任教授。2008年、現代グループのツアーで38度線を越えて北朝鮮訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nori_y
4
タイトルに惹かれて借りてきた一冊。「歩き方」とあるがガイド本ではなく、また編者の鄭氏が旅行した訳でもなく、全編に渡りある日本人男性の旅行記。なぜ彼の名で出版しないのか、謎。(出来ない?)内容としては、いろいろな料理の情報が興味深い。とにかく各種冷麺が美味しそう。ぜひ食べ比べてみたい。世界遺産の史跡にも興味がある。そして国同士の問題とは別次元で、人同士の触れ合いはやっぱりどこであろうと良いものなのだろうなあと思った。まだ到底行けそうもないけれど。2017/07/13
lovekorea
2
『政治的なモニョモニョはとりあえず置いといて』というスタンスの観光エッセイ。インフラや料理のクオリティは想像よりだいぶ良いみたいですな_φ( ̄ー ̄ )2016/03/14
ミネチュ
2
本の感想ですけど、北朝鮮に一度行ってみたいなぁってとこですかね。 前に柳美里の本を読んだときにも思いましたけど。 北朝鮮という国家と、北朝鮮の国民は別ですし。 特に板門店は北朝鮮側から見てみたいなぁ。 2015/12/26
ゐ こんかにぺ
2
たぶん本邦初の北朝鮮の真面目な観光ガイド。ネットの旅行記や漏れてくる話と内容自体は近いものが多い感じ。 2015/10/12
ポニョ駅長
2
ツアーで北朝鮮旅行に参加した著者の紀行。 政治色が強いながらも、首都の平壌や古都の開城といったそれぞれの地域の特色が印象的でした。 冷麺の発祥で、国民食として根付いている様子が興味深かったです。 北朝鮮の高麗への想いを感じました。 2015/09/09