竹書房怪談文庫<br> 怖い話を聞かされた

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竹書房怪談文庫
怖い話を聞かされた

  • 吉田 悠軌【著】
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  • 竹書房(2026/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801949409
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない――。
怪談の連鎖反応を刻みこんだ迫真の怪奇取材録

TV番組等で活躍中のオカルト研究家・吉田悠軌が綴るリアル怪談集。
・新宿の某ビルで起きた不可解な怪事「誤報」
・自宅に出現した怪しい男の驚愕の正体とは「イケメン」
・屋根裏で捕獲したコウモリと奇妙な因果「チーズと赤ワイン」
・夜な夜な襲いくる足のない異形の秘密「小野小町」
・同じ日を幾度も繰り返す実在したループ譚「火曜日の娘」
・集落の少女が語る不可思議な半生「インドの片田舎で」
・近寄ってはならない祠に手を合わせると…「つつみのきぶねさま」
・異様な笑顔で迫りくる謎の男、そして連鎖する恐怖「怖い話を聞かされた」
誰かの身に起きた怪異が伝播し描かれた恐怖の波紋は、やがてあなたの元にも――。



【目次】

内容説明

TV番組等で活躍中のオカルト研究家・吉田悠軌が綴るリアル怪談集。新宿の某ビルで起きた不可解な怪事「誤報」、自宅に出現した怪しい男の驚愕の正体とは「イケメン」、屋根裏で捕獲したコウモリと奇妙な因果「チーズと赤ワイン」、夜な夜な襲いくる足のない異形の秘密「小野小町」、同じ日を幾度も繰り返す実在したループ譚「火曜日の娘」、集落の少女が語る不可思議な半生「インドの片田舎で」、近寄ってはならない祠に手を合わせると…「つつみのきぶねさま」、異様な笑顔で迫りくる謎の男、そして連鎖する恐怖「怖い話を聞かされた」他収録。誰かの身に起きた怪異が伝播し描かれた恐怖の波紋は、やがてあなたの元にも―。

著者等紹介

吉田悠軌[ヨシダユウキ]
月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

57
実話怪談集。怪談を「聞く」という事に特化した一冊となっている。思えば江戸時代の百物語から始まり明治の怪談会に現代の怪談師など、怪談というのは聞くという行為と非常に相性のいいものであったという事を思い出させてくれる。内容的には著者らしくオーソドックスな作品が揃っており、外れなく安心して読むことが出来る。その分インパクトには欠けるかも。題材そのものがテーマとなった「夏の夜明けの怪談会」が特に印象に残るが、一方で不条理さよくわからなさが非常に後を引く「イケメン」が何時までも頭に残るなあ。高橋一生とはいったい…。2026/06/13

ピンガペンギン

34
怪談は語られる現場で成立する、と以前読んだ吉田氏の著書で書いていたと思う。今回の著作でも同じことが何度か出てきた。語り方が熟練していると思った。どの話も粒揃いだが、特に「チーズと赤ワイン」と「野池」が不気味だった。ところどころにユーモアを感じるところもよかった。2026/07/05

ミラノ

11
面白かった。誰から聞いた怪談の話。こうゆうアプローチあるんだ。やっぱり怪談は怖いし面白い。はじめに。悪い意味で使われがちな伝言ゲームは怪談にとっては力を与えてくれる。面白い考え方で好きです。ジャンプ。どんな職業でも貧乏くじはあるようで。ヤバそうなお祓いの依頼を受けた神職の宮司さん。現場に行くと一人で突撃しろと言われてしまう。建前は儀式的に当事者の同席は必要と強く抵抗したが本音の神職だって怖いものは怖いには笑ってしまった。2026/06/23

澤水月

11
90年代半ば音楽演劇雑誌など文化系に携わる人たちが語っていた話みたい◎!ネットに“小文字の記録”記録され出す直前で今後一番「空白」になっていきそうな時代の日常の空気感や、“怪奇を語る人と大人の距離感”に満ちていると感じ全部面白かった。まさかの実在人物絡む?「イケメン」面白く、ソープの待機所で女性たちが語らう「ネクタイ」は情景・心情と社会描写細かい佳品。語られ変容することも怪談の一部、「信頼ならざる語り手」問題をも包容する「母の写真」も。読了6/22026/06/18

高円寺

7
ちょっとすごいな。吉田さんの理論と実践の最高到達点なのではないか。とにかく「上手い」あと「怖い」ぞ、これは。これまで吉田さんは(おそらく敢えて)文のリアリティにおいて、「(怪談を)聞いた」としていたと思うが、「聞かされた」に力点を置くことで、このような豊かな文体(?)が生まれたように思う。簡単な操作なように聴こえるもしれないが、効果はすごい。短編の書き手としての吉田悠軌の技巧が炸裂している。話の怖さの強度に戦慄すると同時に、その側面を評価できていなかった自分が恥ずかしい。2026/07/01

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