内容説明
3月19日、日銀の白川方明総裁が任期満了を待たず退任する。安倍政権誕生以降、耳目を集める日本銀行。過去6代を遡り、いかに日銀総裁の金融政策が日本経済をボロボロにしてきたか。詳細なデータをもとに検証する。
目次
第1章 日銀権力の源泉~日銀(中央銀行)とは何か
第2章 超低金利を2年3カ月も続けてバブルを作った「澄田智総裁」の責任
第3章 狂気に満ちた「三重野康・第26代総裁」の“バブル潰し”
第4章 バブル潰しの“後始末”に翻弄され続けた「松下康雄総裁」の憐れ
第5章 ゼロ金利の解除と量的緩和。一貫性を欠く「速水優総裁」の金融政策
第6章 学習効果に欠ける「福井俊彦総裁」。量的緩和とゼロ金利を解除する
第7章 デフレ脱却に必要なことは新日銀法の改正と「白川方明総裁」の即座の退任
第8章 安倍晋三「危機突破内閣」に望まれる日銀改革
著者等紹介
川口文武[カワグチフミタケ]
1951年、埼玉県川口市生まれ。1983年に立花証券に入社し、国際部、法人部、国際法人部などで生命保険や信託銀行、ヘッジファンドや投資顧問会社など、国内外の機関投資家を専門に担当する。2012年に同社を退社し、経済評論家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ま~やん
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これまでの歴代日銀総裁を無責任に批判した本。さすが評論家、結果論のみでケチをつけるだけ。で、あなたは何をしたの?と言ってやりたい。まぁ、世の中には色々なものの見方がありますからね。こういう意見もあるっていう程度で。どうしても日銀法改正を行いたい人達から「何らかの影響」を受けているのでは?何よりもひどいのは、他人の引用だらけで自分の新たな視点は何も示さず、自分に都合のいい記事や意見のみを引っかき集めた点。そう言えば、文系の本や論文はこういったタイプが多かったことを思い出す。。。2013/04/26
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