感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
294
文はアメリカの児童文学作家・詩人のシャーロット・ゾロトウ。絵はモーリス・センダック。おんなのこがお母さんの誕生日のプレゼント選びを、うさぎさんに依頼し、二人で探しに行くというお話。赤、黄色、緑、青とそれぞれ同じことが繰り返されるのだが、そのリズムに生命があるのだろう。一方、『かいじゅうたちのいるところ』のイメージが強いセンダックだが、ここの絵のタッチはかなり違う。書かれていなければ、センダックとはわからないほど。なお、うさぎの擬人化が独特。2024/04/06
ちょろこ
129
【うさぎまつり】の一冊。お母さんの誕生日プレゼントに悩む女の子がうさぎに相談するストーリー。足ながうさぎのキザったらしいキメポーズに思わずうふふ。人間だったらサブイボだけど彼になら素直にエスコートされたい…なんてどんどん目が心が釘付けになってしまう。真剣に女の子に向き合ってくれるところが見せかけじゃない真のカッコ良さの証拠だね。さぁ、うさぎのお手伝いで出来上がった素敵なプレゼントとは⁇最後は「あばよ」ってセリフしか似合わない!風も吹かせたい!うさぎ=もふもふぽっこりイメージを思いっきり覆してくれる絵本。2023/03/04
やも
88
イケメンうさぎが出てくるってことで読んでみたこちら🐰ダメだーこれ面白い🤣🤣うさぎさんがいちいち無駄にイケメンなのもあるけど、その前にうさぎさん!!アナタね、最初から真面目に相談のってあげてー😂おかあさんへのプレゼントを悩む女のコに「あかいけいとのはらまき」とか「きいろいタクシー」とか提案しないで✋🤣言えばいいってもんじゃないんで✋🤣はぁ〜面白かった🐰♡2023/03/07
えんちゃん
70
最近読友さんのTLでお見かけする絵本。アイコンうさぎ勢としては読むしかないだぴょん。お母さんのプレゼント選びに悩む女の子。あかいもの、きいろいもの、あおいもの…。イケメンうさぎは身のこなしも女性の扱いもお手のもの。的確(適当笑)なアドバイスですてきなプレゼントの出来上がり。絵がとってもすてき。2023/03/15
masa@レビューお休み中
70
センダックの絵って、やっぱり怖いですね。図書館にたくさん置いてあったので、何冊か借りてきたのですが、登場する女の子もうさぎも風貌からして怖いんですよ。物語は、主人公である少女がお母さんの誕生日プレゼント選ぶのをうさぎさんに手伝ってほしいと頼むところからはじまります。ふたりのやりとりは、あくまでプレゼントを選ぶという一点に絞られています。同じ会話が繰り返されるのは、子供向けの絵本だからなんでしょうね。絵があまりにもシュールすぎて、宇宙人のようなうさぎさんの姿に釘づけになったまま読了してしまいました。(笑)2013/07/28