精神分析の迅速な治療効果―現代の生きづらさから解放されるための症例集

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精神分析の迅速な治療効果―現代の生きづらさから解放されるための症例集

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784571240706
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

患者のトラウマを根底から捉え、ラカン派精神分析で迅速な治癒へ導く様を描き出すバルセロナの症例検討会。著名なラカン派精神分析家の症例とバルセロナでの検討会の記録。テロや離婚や夫のDVや精神病、嫉妬など現代人が抱える悩みを捉え直し迅速な治癒に至った症例を紹介する。

ジャック=アラン・ミレール[ジャックアランミレール]
監修

森 綾子[モリ アヤコ]
翻訳

内容説明

著名な精神分析家らの症例とそれを巡るバルセロナでの検討会の記録。テロや離婚、夫のDVや恋愛問題など、現代人が抱える悩みを扱い、迅速な治療効果を得た症例を紹介する。

目次

第1章 症例ミンナ―テロに遭遇してトラウマを負った30代女性
第2章 症例マルタ―夫の暴言に悩み離婚を望む30代女性
第3章 症例アンドレア―十年前に離婚した40代女性
第4章 症例ペドロ―愛と欲望のあいだで女性を選べない30代男性
第5章 症例ペペ―大便を失禁する4歳男児
第6章 症例アロンソ―病的嫉妬で浮気の証拠を探し求める30代男性

著者等紹介

ミレール,ジャック=アラン[ミレール,ジャックアラン] [Miller,Jacques‐Alain]
1944年シャトルー(フランス)生まれ、精神分析家。高等師範学校(ENS)卒業。在学中ルイ・アルチュセールのすすめでジャック・ラカンの講義に出席しはじめる。ラカンの死後1981年からエコール・ドゥ・ラ・コーズ・フロイディエンヌを率い、1992年には世界精神分析協会を設立。パリ第八大学精神分析科での「ラカン的オリエンテーション」と題する講義の多くはスペイン語で書籍化され、また雑誌La Cause freudienne、La Cause du D´esirに収録されている。ラカンの講義録「ルミネール」の編集のほか、著書、論文、記事など多数。現代フランス人の知識人の一人とみなされている

森綾子[モリアヤコ]
1971年広島県生まれ、臨床心理士。1996年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。2002年パリ第八大学大学院精神分析科博士課程単位取得退学。現在、護国寺こころの森相談室室長。渡辺メンタルクリニックカウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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またの名

12
治療効果が精神分析には認められないとバッシングが高まるものの「いや当然だし、治療は目的じゃなくてオマケだし」という他流派と異なる思想をもつラカン派の、スペインでの症例検討。短期間で即効性を発揮する療法のエビデンスを盾に攻撃されてみてラカン派が気づいたのは、むしろ自分達も迅速な治療効果を普通によく産み出してた実態。ラカンの娘婿ミレールが症例について細かく尋ねて「3回しか患者と面接してないんですがw あなたは求め過ぎです」と発表者に言われるけど、熱心さの裏返しとも言える。全編スペ語の議論なのにミレールが強め。2019/04/24

Z

5
ラカン派のスペインでの症例の報告会。副題は余計と思うが、ラカン派の治療例、神経症、軽度の精神病、自閉症が報告される。ラカンが、フロイトを越えて推し進めた「終わりなき分析」の終え方、現実界の症状と共存することの例がだされるが、例が見事なだけ、多くの人には難しいだろうという気がしなくもない。ラカン派の治療の目的を知るのにいい本と思う2022/10/20

とだうず

1
 精神分析がどんな学問か、ラカンの高弟として名高いミレールですら理解していないのか、と思ってがっかりしてしまった。  ミレールは、「終わりのある分析を、フロイトは分析であるとは考えていません。(p.52)」と知っているのに、「今日の症例は貴重です。……分析経験の終わりのある性質を明らかにしているからです。(p.52)」などと、あたかも自分がフロイトの見逃していた新しい事実を発見したかのように語っている。2021/06/19

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