目次
第1部 歴史的考察(人間への関心;自然に対する支配と自然との交わり;事象の凱旋行進;事象に規定された労働秩序の完成;人間性の理念の背景としての文化批判;文化批判の諸形態;ゲーテにおける人間と世界の関係;フンボルトにおける人間と世界との関係;古典主義以後の時代)
第2部 体系的考察(生の連関における技術的行為;世界の事象化;数学的自然科学および技術の不可侵性;事象の支配と人間形成;手段―目的の相関関係と人間形成;人間形成の二律背反;二重生活;二律背反と反省;交わりの排除の不可能性;交わりと人間形成;人間の外なるものとの交わり)