出版社内容情報
真実は――法の向こう側。
かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!?
弁護士資格を?奪されかねない窮地に追い込まれた大石の、起死回生の一手とは。
傑作リーガル・ミステリー。
内容説明
真実は―法の向こう側。かつて殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士の大石は、今度は医療過誤訴訟を手掛けていた。勝訴となれば更なる名声を得られるとほくそ笑む大石だったが、その裁判当日、原告は法廷に姿を見せず、後日、原告の自宅を訪ねると、そこには全くの別人が!?弁護士資格を剥奪されかねない窮地に追い込まれた大石が講じた、起死回生の一手とは。傑作リーガル・ミステリー。
著者等紹介
田村和大[タムラカズヒロ]
1975年生まれ。福岡県出身。一橋大学法学部卒業。NHK報道記者を経て、現在、弁護士。第16回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『筋読み』にて2018年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
44
医療過誤訴訟を手掛けている弁護士が主人公のリーガル・ミステリ。裁判当日に現れない原告。自宅を訪れると全くの別人だった。同じ頃、かつて殺人罪を無実にした依頼人の女性からの弁護依頼。更にストーカーから逃げているキャバ嬢からの依頼と3つの案件を手掛ける事になる。一見、別々に思える事件が繋がってゆく過程と、弁護士、警察、裁判官の腹の探り合いが面白かった。弁護士同士の対決や、ちょっと冷や汗をかくような痛い場面もあって飽きる事なく一気読み。警察も弁護士も裁判官も正義であって欲しいものだが、腹黒さがものを言う世界か。2024/11/01
ドットジェピー
6
面白かったです2023/08/27
チェス
2
単行本で読んで面白かった印象だったので再読。 2025/06/05
とーさん
0
2024年 年末整理2024/12/22