出版社内容情報
長年取材を重ねてきた著者がペロブスカイト太陽電池をビジネスの視点から捉えるとともに、技術的解説、日本企業の動向、関係者たちの思いをまとめる。
内容説明
研究開発とビジネス戦略の現在地がわかる。“技術の誕生”から“実用化”への道のり。知られざる舞台裏を追う。
目次
第1章 ペロブスカイト太陽電池が必要な理由(近づく事業化;国内メーカーの現在地 ほか)
第2章 ペロブスカイト太陽電池の仕組みを知る(太陽電池の仕組みと種類;ペロブスカイトが持つ独特の結晶構造 ほか)
第3章 ペロブスカイト太陽電池の素材技術を追う(国産原料「ヨウ素」の生かし方;耐久性を左右する「封止技術」 ほか)
第4章 ペロブスカイト太陽電池の舞台を整える(素材メーカーの力を生かす;需要を創出する ほか)
スペシャルドキュメント ペロブスカイト太陽電池誕生
著者等紹介
葭本隆太[ヨシモトリュウタ]
1984年生まれ、千葉県出身。2014年、日刊工業新聞社入社。科学技術や通信・IT業界の取材記者を経て、2018年からニュースイッチ編集長
宮坂力[ミヤサカツトム]
1981年、東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了(工学博士)。現在は桐蔭横浜大学医用工学部特任教授。専門は光電気化学、ペロブスカイト光電変換の科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kamekichi29
7
ネットか何かで、フィルム状の太陽電池というのを見かけた後で、これを見つけたので読んでみた。 技術的な解説と、ペロブスカイト太陽電池の研究のドキュメンタリー。技術的なところは、あまりわからないけど、ドキュメンタリーの方は、結構面白かった。いろんな名前が出てきて、誰が誰だかわからなくなってはいたけど。。 来年からすでにいろんなところで、実証実験で使われていくようで楽しみな技術。2024/12/17
Tomonori Yonezawa
4
県立Lib▼2024.10/11 初版2刷 横書き▼4章159頁、ペロブスカイト太陽電池が必要な理由、仕組み、素材技術、舞台を整える、+「誕生ドキュメント」▼最近になって名前が目につく耳につくような人なら概要を一まとめに仕入れることができる本にはなってる。4章までの話はところどころ何かの冊子で読んだようなところが混じっててイマイチ。▼誕生ドキュメントは面白いと思えたが、ここもNHKかEテレの夜にやってるなんかの番組で見たようなのが混じってる。▼今ひとつ、入り込めなかった本でした。2024/12/08
takao
2
ふむ2024/09/22
完敗
0
入門書として興味深く読めた。株やってる者として自分でも多少は勉強しておきたかった。企業の取り組み、研究者等の相関図、研究ドキュメンタリーなど良くまとまっていると思った。2025/05/08
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- 和書
- 新家庭科教育法