出版社内容情報
日本とは何か。日本人とは何者か。その問いに、答えを出すために――。
「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と著者自らが語る日本の通史!文庫化に際し、上巻と下巻に分冊して同時刊行。アップデートされ、あわせて856ページにもなる渾身の力作!下巻の解説者は、皇學館大学教授の新田均氏(上巻の解説者は、桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦氏)。
<下巻の構成:日本の中世(鎌倉時代~)から日本の現代(~令和)まで>
●北条氏はなぜ上皇を処刑しなかったか
●短命に終わった「建武中興」
●神器を欠いた北朝
●戦国時代を終わらせた正親町天皇
●徳川家康の朝廷統制政策
●幕府と激しく対立した後水尾天皇
●天皇の逆鱗に触れた通商条約締結
●倒幕の障壁となった天皇
●孝明天皇崩御、そして大政奉還へ
●「王政復古の大号令」の意味
●摂政設置に抵抗した大正天皇
●昭和天皇の果たせぬ「つとめ」
●献身的に天皇陛下を支えた皇后陛下
●「歴代天皇のなさりよう」 ほか
内容説明
日本人の、日本人による、日本人のための歴史書!最新の歴史研究をふまえアップデートされた進化版。
目次
第3部 日本の中世(鎌倉時代;室町時代)
第4部 日本の近世(安土桃山時代;江戸時代)
第5部 日本の近代(明治時代;大正時代;昭和時代(戦前・戦中期))
第6部 日本の現代(昭和時代(戦後期)
平成時代
令和)
著者等紹介
竹田恒泰[タケダツネヤス]
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。令和3年(2021)には第21回正論新風賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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