出版社内容情報
天文学は古来より、音楽や数学と並んで最も古い学問であり、古代人にとって大切な対話のツール(コミュニケーション・ツール)だったといわれています。本書では、古代人と星座の話から、月や太陽などの身近な天体の不思議、アストロバイオロジーによる最新の宇宙論まで、天文学の醍醐味を魅力たっぷりに伝えています。
具体的な項目は、「流れ星を見る方法」「北極星は移動する?」「地球に天体が衝突するとき」「土星の環は何でできている?」「太陽の寿命はあと何年?」「暦作りが歴史を変えた!」「ダークエネルギーの謎」「星座はいつ、どこで作られた?」「宇宙の時間と人間の時間」など。
文庫化にあたっては、新たに番外編「月・火星への人類の挑戦」を設け、「月と人類の新時代」「探査が進む火星」の2項目を書き下ろしています。
エキサイティングな天文学ワールドの紹介ですから、読み始めたら止まらない、思わず徹夜で読破したくなる一冊です。
内容説明
流れ星1個の重さはどれくらい?思わず徹夜で読破したくなる天文学ワールド!
目次
1 ロマンティックな天文のはなし(流れ星を見る方法;月にも山脈や海がある!? ほか)
2 面白くて眠れなくなる天文学(土星の環は何でできている?;月が自分についてくる理由 ほか)
3 宇宙はふしぎに満ちている(「宇宙の一番星」を発見せよ;ダークエネルギーの謎 ほか)
番外編 月・火星への人類の挑戦(月と人類の新時代―アポロとアルテミス;探査が進む火星―人類はなぜ火星を目指すのか?)
著者等紹介
縣秀彦[アガタヒデヒコ]
1961年長野県生まれ。国際天文学連合(IAU)・国際普及室スーパーバイザー、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台・准教授。総合研究大学院大学・准教授、宙ツーリズム推進協議会・代表、信濃大町観光大使、日本文藝家協会会員ほか。東京学芸大学大学院修了(教育学博士)。東京大学教育学部附属中・高等学校教諭等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Genzoh Minamishima
そらてぃ