PHP文芸文庫<br> 京都くれなゐ荘奇譚―呪われよと恋は言う

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PHP文芸文庫
京都くれなゐ荘奇譚―呪われよと恋は言う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569901206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



「二十歳までは生きられない」――という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。彼女の生家・麻績(おみ)家は代々、蠱師(まじないし)の一族であった。
長野から出ることを禁じられていた澪だったが、家族に内緒で京都へ。そこで邪霊に襲われ、窮地に陥ったところを、なぜか澪のことを知っている様子の高校生・高良(たから)に助けられる。
澪を心配して京都に駆けつけた従兄の漣(れん)とともに、蠱師ゆかりの下宿屋「くれなゐ荘」にたどり着いた澪だったが……。
高良のことが気になる一方で、自らの呪いを解く鍵が京都にあると考えた澪は、長野から移り住む決意を固める。
邪霊はなぜ澪を襲ったのか? そして澪と高良の関係は?
京都を舞台に、運命にあらがう少年少女たちの姿と、次々起きる不思議な事件の謎解きを描く、「後宮の烏」シリーズで人気の著者による呪術幻想ミステリー。

内容説明

蠱師の一族・麻績家ニ生まれた高校一年生の澪は、ある呪いのため、幼い頃より「長野から出るな」と言われて育った。しかし家族に内緒で出かけた京都で邪霊に襲われ、地元の高校生・高良に助けられる。呪いを解く鍵がこの地にあると考えた澪は、下宿屋「くれなゐ荘」で暮らすことになったが、そこに従兄の漣も駆けつけ…。高良の正体、そして澪の呪いの秘密とは?京都を舞台にした呪術幻想譚。

著者等紹介

白川紺子[シラカワコウコ]
1982年、三重県生まれ。同志社大学文学部卒業。雑誌「Cobalt」短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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