出版社内容情報
大気中のCO2(二酸化炭素)のC(炭素)は、陸や海との間で行われている吸収・排出によって、地球上を循環しています。そのバランスがくずれることで大気中のCO2が増え、温暖化をもたらしています。CO2の基礎知識や炭素循環のしくみを解説するとともに、「2050年カーボンニュートラル」に向けて始まった取り組みを紹介します。
[第1章]CO2とは?……CO2の性質を知ろう/CO2はどうやってできる?/CO2と温室効果 他 [第2章]CO2と気候変動……地球の温暖化と気候変動/気候変動で地球、日本はどうなる?/世界のCO2削減への取り組み 他 [第3章]CO2と地球をめぐる炭素……地球の物質循環とは?/炭素循環と炭素の貯蔵庫/バランスを失った炭素循環 他 [第4章]CO2の削減に向けて……2050年に「実質ゼロ」とは?/CO2を減らす――①燃料を替える、②排出を減らす、③吸収力を高める/新エネルギーによるCO2の木炭化/持続可能性について考えよう 他
目次
第1章 CO2とは?(CO2って何だろう?;CO2の性質を知ろう ほか)
第2章 CO2と気候変動(地球の温暖化と気候変動;気候変動で地球、日本はどうなる? ほか)
第3章 CO2と地球をめぐる炭素(地球の物質循環とは?;炭素循環と炭素の貯蔵庫 ほか)
第4章 CO2の削減に向けて(2050年に「実質ゼロ」とは?;CO2の排出は、どこから? ほか)
著者等紹介
小西哲之[コニシサトシ]
1981年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2003年から京都大学エネルギー理工学研究所教授。博士(工学)。先進エネルギーシステムの工学と、安全性や環境、社会や経済への影響を評価する研究、さらには地球環境問題や人類の持続可能な発展を考える学際領域「サステイナビリティ学」の研究に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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