出版社内容情報
プロ野球史に名を刻んだ名選手たちには、必ず“最初の一年”があった――。
本書は、スター選手たちの華やかなキャリアではなく、新人時代という最も不安定で、最も人間らしい時期に焦点を当てた野球ノンフィクションである。
本書で語られる新人時代のエピソードは、決して成功譚だけではない。失敗、葛藤、評価の揺らぎ、そして自分自身との対話。だからこそ、野球を知る読者には新たな発見を、野球を詳しく知らない読者にも普遍的なドラマを提供する。
一軍のベンチ、二軍のグラウンド、観客席、メディア――それぞれの視点が重なり合い、選手たちの輪郭は立体的に浮かび上がる。
結果だけを知っている私たちが見落としがちな「その裏側」を、記録・証言・当時の空気感を丹念に掘り起こしながら描いていく。
そこにあるのは、才能の物語であると同時に、環境・偶然・選択が交錯する“人生の分岐点”の記録だ。
「結果を出した選手」ではなく、「結果がまだ出ていなかった瞬間」に光を当てることで、プロ野球という世界の残酷さと優しさ、そして人が成長していく過程のリアルが見えてくる一冊。
栄光の前夜を知ることは、ヒーローの見え方をきっと変えてくれる。
【本書で取り上げる選手の一部】
●25歳のオールドルーキー 落合博満
●打率0割台のルーキー 松井秀喜
●「三振王」と野次られた背番号1 王貞治
●二軍落ちを喜んだ大魔神 佐々木主浩
●二軍の首位打者“鈴木一朗” イチロー
●陰のMVP左腕 岩瀬仁紀
●地獄の猛練習から這い上がった男 新井貴浩
●アンチ巨人のゴールデン・ルーキー 岡田彰布
●デビュー戦視聴率36・4% 江川卓
●ゴールデン・ルーキー誕生 長嶋茂雄
●二刀流の分岐点 大谷翔平
【目次】
内容説明
ある新聞記事を目にして驚愕し、その後目の色変えて野球に取り組んだ王貞治。野村監督の叱責から逃げるのではなく、あえて懐に飛び込んだ古田敦也。監督を怒鳴りつけるという暴挙に出ながら、その後も使われ続けた星野仙一。落合博満からの助言が奏効した清原和博…。大成するかどうかの「分かれ道」は、プロ1年目に訪れる。天才、異才25人の運命を綴るノンフィクション。
目次
25歳のオールドルーキー 落合博満
打率0割台のルーキー 松井秀喜
「三振王」と野次られた背番号1 王貞治
二軍の首位打者”鈴木一朗” イチロー
8球団競合のトルネード 野茂英雄
二軍落ちを喜んだ大魔神 佐々木主浩
18歳のキャッチャー 谷繁元信
野村監督と戦った愛弟子 古田敦也
「ナガシマの息子」に生まれて 長嶋一茂
「ポストON」を託された男 原辰徳
広岡監督の秘蔵っ子は「坊や」 工藤公康
18歳の正遊撃手 立浪和義
初登板ノーヒットノーラン 近藤真一
巨人軍に裏切られた男 星野仙一
マー君、神の子、不思議な子 田中将大
川崎球場の燃える闘魂 横田真之
史上最強の高卒新人スラッガー 清原和博
「自信」が「確信」に変わった 松坂大輔
涙の敬遠 上原浩治
陰のMVP左腕 岩瀬仁紀
地獄の猛練習から這い上がった男 新井貴浩
アンチ巨人のゴールデンルーキー 岡田彰布
デビュー戦視聴率36.4% 江川卓
ゴールデン・ボーイ誕生 長嶋茂雄
二刀流の分岐点 大谷翔平
著者等紹介
中溝康隆[ナカミゾヤスタカ]
1979年埼玉県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。ライター兼デザイナー。2010年より開設したブログ「プロ野球死亡遊戯」が人気を博し、プロ野球ファンのみならず、現役の選手間でも話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




