出版社内容情報
このピアノの周りに、いつも笑顔が咲きますように──ショッピングビルのピアノとそれを巡る人々の、大切なひと時を描いた連作短編。
【目次】
内容説明
このピアノの周りに、いつも笑顔が咲きますように。ショッピングビル「まーる」の広場に置かれた一台のピアノ。「ご自由にお弾きください」という看板に促されるように、様々な人がそのピアノに触れ、音色を奏でていく。仕事を辞めて子育てに専念してほしいと夫に言われて悩むパート店員、演奏動画を投稿する高校生とその姿に心ひかれたクラスメイト、亡き妻のために思い出の曲を練習し始めた老人…かかわる人々の人生を少しずつ変えていたそのピアノが、撤去されるという話が出てきて…。ショッピングモールに置かれた一台のピアノが奏でる「5つの小さな奇跡」の物語。
著者等紹介
河邉徹[カワベトオル]
1988年、兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒業。バンドWEAVERのドラマーとして2009年にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年に『夢工場ラムレス』で小説家としてデビュー。2作目の『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
浅見陽一郎
9
初読みの作家さんです、書店で見て購入 物語はショッピングモールに置かれた古いピアノ、誰でも自由にお弾記ください。ストリートピアノですね。 このピアノを奏でる曲にもやもやした現在の状況を打破する きっかけ、勇気をもらった5人の登場人物のエピソード 軽いタッチで連作的な短編5編。 読後感は極めて爽やか、どの作品が秀逸ということなく 各々みんな主人公とその周囲に人間愛が暖かく包んでくれる 作品でした。 作品の中で「誰かの大切なものを大切にする」これが 刺さった。 良い作品です、多くの方に読んでほしい。2026/03/09
雪代
3
ハートウォーミングすぎて捻くれ者の私には眩し過ぎて苦しくなる部分もあったけれど、最後まで読むとちょっとした仕掛けもあり、ピアノのことが全然わからない私でも楽しめた。2026/03/08
くま美
3
ストリートピアノの5つの短編連作。「アニソンメドレー」は、高校生の物語で良かった。「バウムクーヘン」という曲もあるんだなぁ。。。聴いてみよう~2026/03/23
taiyou gyousi
2
タイトルが温かそうで手にした1冊。やはり内容も温かかった。短編集なのだけど、少しずつ繋がっているのがいい。最後の曲は知らないなと思っていたけれど、意外や意外、知ってた…どころではなかった。話がそんな風につながってたのかと、感動しました。2026/03/25
やま
2
連作短編なんですね。前情報なしに読んだら、あれここもここも繋がってる〜って感動した。 音楽をテーマにした作品(特にピアノ)だと、読んだあとに「ピアノ弾きたいな」って思うことが多いんだけど、この作品は珍しく「ピアノ聴きたいな」と思うものだった。5作品のうちピアノを弾くのは2作、聴くのが3作という布陣。三章と四章は結構共感するところも多くて良かった。お気に入り。 初見で「なんだコイツ」って思うちょっとやなやつも、結局最後には「なんだ案外良いやつじゃん」ってなるのは、この作家さんの特徴だなと思ったりした。2026/03/21
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