出版社内容情報
「私の10年をあげるから、君にはもっと生きてほしい」」
――そんな願いをこめて綴られた、涙と愛にあふれた一冊。
15歳で旅立ったマルチーズ・ムンゲ。
大切な存在との「お別れ」を前に、どう気持ちを整えればいいのか。私たちには何ができるのか。
韓国のアーティスト・yeyeが、最愛のパートナーであるムンゲとのお別れをやさしく受け入れていくための日々を描いたイラスト×エッセイ第二弾。
何気ない日常が、愛おしくてたまらない記憶になっていく。
読めばきっと、「今そばにいる誰かを、もっと大切にしたくなる」。
大切な人を思うすべての方へ贈りたい、静かで深い物語です。
【本書の内容】
・尊くてふしぎな瞬間
・小さいけれど確かな幸せ
・言葉にできないほどの愛はダンスで
・春が楽しいのは君のおかげ
・いそがしいムンゲ
・15歳のマルチーズに教わること
・絶対に忘れたくないから
・ついつい、君をさがしてしまう
・「はじめまして!」
・眠くなる匂い
・特別だけど、特別じゃない一日 ……etc
【目次】
内容説明
君はどんなときでも恐れたりせずどこであろうと突き進む。宇宙のただの塵にすぎなかったわたしはそんな君に出会ったことで、生まれ変われた。
目次
尊くてふしぎな瞬間
小さいけれど確かな幸せ
言葉にできないほどの愛はダンスで
春が楽しいのは君のおかげ
いそがしいムンゲ
15歳のマルチーズに教わること
絶対に忘れたくないから
ついつい、君をさがしてしまう
「はじめまして!」
お留守番なんて大嫌い
眠くなる匂い
特別だけど、特別じゃない一日
ムンゲの大脱走劇
おねだりじょうず1
君に出会ったのは運命だから
ベッドの上でかけっこ
特等席をひとりじめ
かわいくてかわいくて、かわいい
瞳でつながるテレパシー
毎日幸せだけど、それと同時に悲しくもある〔ほか〕
著者等紹介
yeye[イェイェ]
アーティスト・エッセイ作家。日本の京都精華大学で2011年にマンガ学部アニメーションコースを卒業し、2013年に大学院マンガ研究科修士課程を修了。その後、故郷の韓国に帰国。2022年に個展を開催し、画家としてデビューを果たす。アニメーションと絵画のテクニックを組み合わせて、自身の伴侶犬であるムンゲを芸術的に描きながら、韓国内で特別エディションを含め、計4冊の書籍の出版と多数の個展の開催に成功
菅原光沙紀[スガワラミサキ]
韓日翻訳者。1998年生まれ。神奈川県出身。高麗大学環境生態工学部卒業。フリーランスの翻訳者として産業翻訳やウェブトゥーン翻訳、出版翻訳に携わる。現在は韓国文学翻訳院翻訳アカデミー正規課程に在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
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