出版社内容情報
少子化で大学経営は困難な時代を迎え、定員割れの私立大学は半分を超えている。だが、そのなかでも伸び続けている大学がある。日本大学、早稲田大学に続き学生数第3位の立命館大学だ。
国家公務員総合職試験合格者数でも東大、京大に続き第3位。「他の国立大学、早慶は追い越されたのか。いったい何が起きているのか」。内外への取材と分析で疑問を解き明かす。
「学生が受験してくれなければ、大学は明日つぶれる。学生が4年間で成長し、卒業後社会で活躍するから大学の存在意義がある。そこで、学生がどういう大学生活をして、成長、満足度はどうなのか。卒業後どういう仕事をして、どういうキャリアを歩んでいるのか。立命館大学をどう評価しているか。これらは教育効果の検証にもなるが、学生ファーストのスタンスこそ本書の第一原則だ」(「はじめに」)。
学生および卒業生、受験生をもつ親、企業・学校・教育関係者いずれの立場から読んでも有益な内容。
内容説明
定員割れの私立大学は半分を超え、少子化で大学経営は困難な時代を迎えている。だが、そのなかで伸び続けている大学がある。日本大学、早稲田大学に続き学生数第三位の立命館大学だ。国家公務員総合職試験合格者数でも東大、京大に続き第三位。「他の名門国立大学、早慶は追い越されたのか。いったい何が起きているのか」。内外への取材と分析により、疑問を解明する。
目次
第1章 立命館大学の位置づけと評価
第2章 大学経営環境と大学選び
第3章 多方面で輝く学生たち
第4章 実業界で活躍する卒業生
第5章 学生を支える職員
第6章 外部(高校、塾、企業)からの評価
第7章 未来に向けて―伊坂副総長に聞く
第8章 立命館大学が伸び続ける理由
第9章 私の試みと提言
著者等紹介
西山昭彦[ニシヤマアキヒコ]
立命館大学客員教授。明星大学特別顧問・客員教授。一橋大学社会学部卒業後、東京ガス(株)入社。ロンドン大学大学院留学、ハーバード大学大学院修士課程修了。中東経済研究所研究員。社内ベンチャーで(株)アーバンクラブ設立、取締役。法政大学大学院博士後期課程修了、博士(経営学)。法政大学大学院客員教授、東京ガス都市生活研究所長・西山経営研究所長、東京女学館大学国際教養学部教授、一橋大学特任教授、三菱商事(株)社外取締役、立命館大学共通教育推進機構教授を経て2023年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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