出版社内容情報
半導体業界で独走するエヌビディアは時価総額3兆ドルを記録。今後、私たちにどのような影響を与えるのか、世界中に広がる技術を解説。
いきなり世界トップの企業になったのはなぜ?
エヌビディアの強みは、ソフト(GPU)とハード(CUDA)、加えてシステム化するために必要な技術を盛り込んだソリューション全てを提供するプラットフォーマー。
日本の半導体産業が凋落した意外な理由。
これまで、メディアでは「日米貿易摩擦によって米国に潰された」「政府がバックアップしなかった」と報じられてきたが、半導体にかかわる人たちは、まったく違う見方をしていた。
これから、AI社会の未来はどうなる?
あらゆる技術が開発され、現在エヌビディアは世界各国の政府や民間企業1137社と提携して事業を展開中。どのようなことに使われ、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか。
時価総額世界一の“化け物”は、何を考えているのか。
CEOのジェンスン・ファン氏は、10年単位でものを考える人物。少数精鋭の“熱狂するエンジニア”集団の活躍が、私たちの未来を変えていく。
内容説明
時価総額世界一の“化け物”は今、何を考えているのか?エンジニアを熱狂させる新しい風土の半導体メーカー。
目次
第1章 エヌビディアとは何者か
第2章 AIの技術開発と各国企業
第3章 世界半導体業界のトップへ
第4章 自滅した日本の半導体産業
第5章 工場を持たない、設計に特化したファブレス企業
第6章 半導体とは何か
第7章 注目企業と半導体のサプライチェーン
第8章 エヌビディアが注力してきたGPUとは何か
第9章 創業してからAIに辿り着くまでの道のり
第10章 広がる技術と、各国企業との幅広い連携
第11章 AI技術の進化は、半導体の進化でもある
第12章 現実のAI、これからのAI
著者等紹介
津田建二[ツダケンジ]
国際技術ジャーナリスト。News&Chips編集長。東京工業大学理学部応用物理学科卒業後、日本電気に入社。半導体デバイスの開発等に従事する。その後、日経マグロウヒル(現 日経BP)に入社、「日経エレクトロニクス」「日経マイクロデバイス」、英文誌「Nikkei Electronics Asia」等の編集記者、副編集長、シニアエディターを経て、アジア部長、国際部長などを歴任。海外のビジネス誌の編集記者、日本版創刊や編集長を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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