PHP新書<br> 中国を見破る

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PHP新書
中国を見破る

  • 楊 海英【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569857480
  • NDC分類 222
  • Cコード C0230

出版社内容情報

習近平政権はなぜ、歴史を書き換え、他民族弾圧、対外拡張を続けるのか――その災禍は、他人事ではない。逆転の視座で本質を見抜く。

内容説明

祖国が他民族に支配されるその災禍は、他人事ではない。見慣れた世界地図を逆転させてみる。そう、モンゴル人が、北方を背に、南方の中国を眺め、西方に無尽のユーラシア世界を見たように―。そうして、自身の見方・考え方を呪縛するものから解き放って、異なる視点で、現実を見つめ直す。多様性が求められる現代に、そのような新しい視座の獲得が、世界のなかの中国、歴史のなかの中国の姿を捉え直すことにもつながるはず。

目次

序章 私の体験的中国論
1部 中国の本質を見破る視点1 歴史を「書き換える」習近平政権(その歴史の常識を疑うことからはじめよ!;書き換えられた歴史に異を唱える衝撃の書;漢人、漢族という存在;漢人、満洲人、モンゴル人……;書き換えられた歴史を鵜呑みにしてはならない)
2部 中国の本質を見破る視点2 「他民族弾圧」の歴史と現在(身近な中国、遠い中国;中国の「北方少数民族弾圧」の歴史を掘り返す;現代の少数民族弾圧の実相とその本質;民族、族群、そして中華民族における定義づけの違和感)
3部 中国の本質を見破る視点3 「対外拡張」の歴史と現在(近現代の軍事・外交にみられる中国の本質;中国「対外拡張」の歴史を掘り起こす“対北編”;中国「対外拡張」の恐るべき歴史“対西編”;歴史にみる中国の対外拡張“対南・対東編”;中国の限界・対外拡張の本質にみる危うさ)
おわりに―結章にかえて

著者等紹介

楊海英[ヨウカイエイ]
1964年、南モンゴルのオルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院アジア・アフリカ語学部日本語学科卒業。同大学助手を経て、1989年に来日。総合研究大学院大学博士課程修了。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書に、第14回司馬遼太郎賞受賞の『墓標なき草原(上・下)』(岩波書店)、第3回「国基研 日本研究賞」受賞の『チベットに舞う日本刀』(文藝春秋)と『日本陸軍とモンゴル』(中央公論新社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

90
著者楊海英氏は内モンゴル・オルドス高原生まれ。北京第二外大卒、日本留学・帰化、静岡大教授。改革開放の昔、オルドスでの仕事に少々関わったことや内モンゴルの草原を旅した因縁から彼の地に興味あり、氏の著作は何冊か積読してる。本書は最新の著作だがモンゴルの歴史に関する学術的なものとは雰囲気が異なり、モンゴル民族をはじめ多くの少数民族を圧迫する圧倒的多数派漢族を主体とした中国に対する鋭い批判の書。近年のウイグル族を始めかつてのチベットそして文革時代のモンゴル族への弾圧を激しく非難。中国の本質を①歴史の書き換え⇒2024/09/06

まちゃ

44
ユニークな経歴を持つ著者ならではの視点。日本人が抱く中国のイメージ自体が(良い方に)歪んでいるということ。国同士の関係においては毅然とした対処も必要だと思うが、そうはなっていないような気がします。中国を知り、チャイナリスクに対処できる日本のリーダーを見定める必要を感じました。2024/11/12

軍縮地球市民shinshin

17
静岡大学教授楊海英氏の新著。楊氏自身は南モンゴルの出身で少数民族ゆえに長年中国共産党に弾圧されてきて、それが現在も続いている。近年の事例だけではなく、古代史から紐解き、歴代中華王朝の特徴から共産党政権の今後の動向を予測しているのは説得力がある。このような文明史的な視点からかの国を見るというのは、本来の人文系学問の役割のはずなのだが、残念ながら本邦の人文学問は左翼だらけになっているので期待はできない。かつては内藤湖南のような人物がいたものだが。戦後の貝塚茂樹は岩波新書で『毛沢東伝』なんか書いていたからな。2024/09/02

T坊主

14
1;歴史の書き換え、2;多民族弾圧、3;対外拡張これが漢民族の特徴、そもそも漢民族という名前自体がつい最近出てきたばかりで各部族、民族の王朝はあったが、連続した漢族自体の連綿とした王朝はない。日本人は教科書や書物によって洗脳されている、それは日本人の性格、民族性による。もっと本質を知ろう。最近のSNSでは習近平がソフト クーデターで2年後に退位するらしい。でも対外拡張はかわらないのではないか。2024/11/04

まさにい

8
僕自身中国の事は良くわからない。歴史を学んでもどうもいまいちなので、ちょうど本屋にこの本が平積みされていたので購入する。確かにモンゴルという北から中国を眺めると、平原の民が感じる中国は狭い。日本人の僕は凄く広く感じたのだが……。面白い視点がいくつもあり中国を理解するうえで参考になった。2024/08/24

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