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日本の金融危機―米国の経験と日本への教訓

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492652923
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

不良債権処理・デフレ脱出に手間取る日本に対し、日米のトップ・エコノミストが回復の処方箋・金融危機の防止法、中央銀行のとるべき政策などを積極的に提言。

内容説明

日本の金融当局は何を間違えたのか?デフレ脱出の金融政策は何か?日本再生のための「本当の」構造改革とは何か?日米を代表する経済学者が鋭く分析、大胆提言。

目次

第1章 序説:金融行政の類似と金融政策の相違
第2章 日本の金融危機の本質
第3章 現在の日本と当時の米国:類似例からの教訓
第4章 護送船団規制、銀行経営と日本の金融危機
第5章 1980年代後半以降の日本の金融政策:政策対応の遅れとその理由
第6章 自ら機能麻痺に陥った日本の金融政策
第7章 1990年代の日米の経済政策をめぐる対立と協調
第8章 ディスカッション:日本の金融危機
第9章 ディスカッション:日本の金融政策

著者等紹介

三木谷良一[ミキタニリョウイチ]
神戸学院大学経済学部教授。専門は金融論。ハーバード大学への留学経験があり、しばしば米国を訪れている。神戸大学金融国際比較研究グループの一員である

ポーゼン,アダム・S.[ポーゼン,アダムS.][Posen,Adam S.]
国際経済研究所シニア・フェロー、金融エコノミスト。日本関係研究班のメンバー。ニューヨーク連邦準備銀行研究員(1994~97)、著書にRestoring Japan’s Economic Growth(三原淳雄・土屋安衛訳『日本経済の再挑戦』東洋経済新報社、1999年)の他、金融政策比較研究、インフレ目標や中央銀行の独立性に関する著作がある

清水啓典[シミズヨシノリ]
一橋大学大学院商学研究科長・商学部長。政府税制調査会金融小委員会専門委員。日米の雑誌に論文多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。