出版社内容情報
●損得で考えるな
●理性に縛られるな
●好き嫌いで生きよ
人間から感情が消えた……そう思いたくなることが最近多い。消えた感情の代わりに現れたものは何かというと、人工的なつくりものの感情である。感情が人工化すると、生の天然の感情が抑えつけられ、それによって感情の流れが滞り、感情の整理が出来なくなる。
ダジャレではないが、人工的な感情は「勘定」に似ていると思う。つまり、損か得かだ。人工的な感情を操れば得をするかもしれないが、それは人生の心地よさとは関係がない。しかし「勘定生活」から「感情生活」へと舵を切れば、人生が損得を超えて、間違いなく楽しくて気持ちいいものになっていくはずである。(本書まえがきより)
2024年春、麻雀引退を表明した桜井章一。代打ちとしての20年、そしてその後も無敗を続けた”雀鬼”が語る、ライバルに、世の流れに、自分自身に負けない心の持ち方。
※本書は2016年刊行のPHP文庫『感情を整える ここ一番で負けない心の磨き方』(PHP研究所)を再編集・新装復刊したものです。
内容説明
桜井章一、麻雀引退。損得で考えるな。理性に縛られるな。好き嫌いで生きよ。
目次
第1章 感情を活かす技術(感情はもっと本能的なもの;感情をうまく整理する ほか)
第2章 感情を整理する(「好き」が起こす力;バカになったもの勝ち ほか)
第3章 素の感情が人生を好転させる(陽気をもたらす動き方;面倒なことに慣れる ほか)
第4章 折れない心をつくる(悲しみに浸りすぎない;喪失感に強くなる ほか)
第5章 平常心で生きる(風まかせで生きる;泣いて感情を整える ほか)
著者等紹介
桜井章一[サクライショウイチ]
雀鬼会主宰。東京都生まれ。大学時代より麻雀を始め、昭和30年代からは裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。著者をモデルにした小説や映画などで、その名は広く知られるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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