PHP新書<br> 人生後半、そろそろ仏教にふれよう

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人生後半、そろそろ仏教にふれよう

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569857398
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0215

出版社内容情報

【本書の要点】
●身近な死を実感した古舘氏が人生後半で出合ったのが仏教だった。
●日本では大乗仏教が浸透しているが、本来の仏教は原始釈迦仏教。
●自我をなくしていけば、人生の苦しみが軽減される。
●老・病・死に直面する人生後半こそ、ブッダの教えが効いてくる。
●釈迦の仏教は論理的な真理であり、科学との共通点が多い。
プロレスやF1の実況で人気を博した古舘氏は、なぜ人生後半で仏教に熱中するのか。
老・病・死に向き合い、「生きる意味」を考えるうえで、釈迦(ブッダ)の仏教がヒントになる。
釈迦仏教の碩学である佐々木氏と、自我の抑制に勤しむ古舘氏が、穏やかな心で生きる作法について議論する。【仏教の基礎が“古舘節”でわかる!】
●「これからも釈迦の“推し活”を続けていきますよ」
●「僕にとって佐々木先生は、天下一品の“釈迦コンシェルジュ”なんです」
●「法然の浄土宗は“ヘルプミー・ブッダ!”と極楽往生を願い、親鸞の浄土真宗は、約束された極楽往生に“サンキュー・ブッダ!”と感謝するんだ」
●「最澄の天台宗は、阿弥陀様の信仰も法華経も詰め合わせた“仏教福袋”だ」
●「僕も頑張れば“リトル道元”になれるかな」

内容説明

プロレスやF1の実況で人気を博した古舘氏は、なぜ人生後半で仏教に熱中するのか。老・病・死に向き合い、「生きる意味」を考えるうえで、釈迦(ブッダ)の仏教がヒントになる。今の仏教界が見失ってしまった仏教の真髄は、釈迦の教えにこそあった―。釈迦仏教の碩学である佐々木氏と、自我の抑制に勤しむ古舘氏が、穏やかな心で生きる作法について議論する。

目次

第1章 人生後半、僕が釈迦の仏教に熱中する訳(身近な死に直面して、生きる苦しみがわかる;釈迦の仏教は、苦から逃れるトレーニング ほか)
第2章 原始釈迦仏教編(仏教はいかにして生まれたのか?;釈迦の仏教は人助けが目的ではない ほか)
第3章 大乗仏教編(なぜ日本では釈迦の仏教ではなく、大乗仏教が浸透したのか;発祥の地インドで仏教が衰退した理由 ほか)
第4章 仏教と現代社会問題編(仏教とマインドフルネス―日本と欧米の宗教観の違い;組織の「我」が強くなっている ほか)

著者等紹介

古舘伊知郎[フルタチイチロウ]
フリーアナウンサー。1954年、東京都生まれ。立教大学を卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。プロレス、F1の実況は「古舘節」と呼ばれ一世を風靡したのちにフリーに。「報道ステーション」のキャスターを12年間担当。立教大学経済学部客員教授

佐々木閑[ササキシズカ]
花園大学特別教授。1956年、福井県生まれ。京都大学工学部工業化学科卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。専門は仏教哲学、古代インド仏教学。花園大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西

5
年を取って、死が現実に近づいてくるのは誰にもつらいもので、上手にあきらめるためには仏教は適しているのだと思う2024/10/05

みじんこ

5
原始釈迦仏教と大乗仏教の違い、日本で広まった経緯なども詳しくは知らなかったので勉強になった。一切皆苦、諸法無我、過大な自我こそが人生の苦しみの原因であり、それをなくしていくという考え方が自分には腑に落ちた。昨今の戦争の原因等もこの観点からみると確かにと思えた。死をどう捉えるかという点も興味深かったが、一人で真理へとたどり着くのは難しそうなので大乗仏教のようにナビゲーターに頼りたくなるという気持ちもわかる。古舘さんは釈迦仏教の話を語りすぎて引かれるようだが、自分はもっと知りたいと思えたので本書は成功だろう。2024/09/16

シュウヘイ

1
古舘さんと仏教専門家の対談本 日本に広まっている大乗仏教と釈迦の仏教の違いを解説 生きる、死ぬを見つめると仏の心にたどり着く 悩みはあって良い2024/10/21

チバ

0
釈迦仏教と大乗仏教が違うというのを知らなかったので勉強になった。自分なりの宗教観を釈迦の仏教と両立していい、「一本化した私」というものはない。という考えに非常に励まされた。永遠の消滅こそが究極の安楽。生きていることはすなわち死。確かに釈迦仏教の教えは苦しんでいる時にすーっと入ってくる。「一切皆苦」。すべてのものは皆思いどおりにならず、この世で生きることは本質的に苦である。楽しいを求めすぎるとかえって辛くなるのだと納得した。真言宗と天台宗の話も面白く大変勉強になった。2024/08/31

れんと

0
仏教を学ぶ入口という意味で、古舘さんが面白い例えを駆使してくれてるので、イメージを持てるし理解しやすい。それにしても元の教義とここまでかけ離れてなお残る宗教は珍しい。釈迦牟尼の真の教義を知れる今の時代に感謝しつつ、またそれを念頭に大乗仏教や他の宗教や哲学も勉強して、自分なりの生き方を見つけていきたいと感じた。2024/08/24

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