シャープ独創の秘密 - なぜ“オンリーワン商品”を出し続けられるのか

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シャープ独創の秘密 - なぜ“オンリーワン商品”を出し続けられるのか

  • 著者名:宮本惇夫
  • 価格 ¥1,047(本体¥952)
  • 実業之日本社(2014/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408106847

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内容説明

シャープほど日本企業のなかで、モノづくりにこだわり続ける企業は珍しい。「八百屋さんでも使えるようなコンピュータをつくれ」という号令のもと、世界で初めての電子卓上計算機、つまり電卓を開発。ほかにもシャープが開発した世界初、業界初の商品は数知れない。その代表格が液晶テレビだ。「亀山モデル」とブランド化された液晶テレビで、いまや業界のトップメーカーともいえるシャープ。「世の中にないモノ」をつくり出す独自技術開発の秘訣を、シャープの社長は「たとえるならば、老舗のうなぎ屋の秘伝のタレのようなもの」と評する。オンリーワン商品を生み続ける経営思想、技術風土、技術開発手法を探る。

目次

第1章 すべては電卓に始まる
第2章 エレクトロニクスの花が咲く
第3章 液晶テレビ「AQUOS」はこうして生まれた
第4章 秘伝の技術を駆使したモノづくり戦略
第5章 液晶―その独創と秘伝の歴史
第6章 オンリーワン商品が生まれる舞台裏
第7章 新たなる伝説に向かって―環境先進企業への挑戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hisato

7
今はあんな状況になってしまいましたが、亀山工場を操業するまでのシャープ全盛期までの内容目白押しなので、読み直してみました。 企業としての取り組みや社員への接し方等素晴らしい会社だったのですが・・・ 栄華盛衰を読んでいるようで、作者もこの本を書いた9年後にシャープがこんなことになっているとは思わなかったでしょうね。2016/08/17

Haruki

1
シャープ研究その2。2007/3刊で町田社長の最盛期の成功劇を取りまとめる。14インチカラーTFT液晶を88年に実現、その後、2005年までにブラウン管から液晶へ、を合言葉にAQUOSをブランド戦略で徹底的に浸透させ、クリスタルバレー構想のもと亀山工場で一元的に大型化したテレビ製造を担い、技術力と生産能力を構築した。液晶学校や他社や大学研究などから学ぶ風土、まねされる商品を作る世界初へのこだわり、緊急開発プロジェクトでの横断的開発、など企業文化としても個性的で面白い素地がある。町田社長の功績が大きい。2023/08/03

Yohei

0
★★★☆☆オンリーワン技術で他者にマネされるモノづくり、垂直統合によるブラックボックス化した量産技術。ビジネスモデルを間違えたと思わない。それだけに社会変化によるモデル見直しの必要性を感じる。2013/01/31

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