PHP新書<br> 美しい日本の言霊―歌謡曲から情緒が見える

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PHP新書
美しい日本の言霊―歌謡曲から情緒が見える

  • 藤原 正彦【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856926
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0230

出版社内容情報

切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。
人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。
歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。

【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜

内容説明

「懐かしさ」こそ人生のすべて。切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。

目次

第1章 父の歌、母の歌(ぞうさん;赤城の子守唄;たきび;ふじの山;哀愁からのまつ林)
第2章 生きるために歌う(浅草の唄;花;空の神兵;わたしが一番きれいだったとき;花の街)
第3章 異郷と故郷(異国の丘;柿の木坂の家;急げ幌馬車;琵琶湖周航の歌;別れの一本杉;赤いハンカチ)
第4章 恋に恋する日々(白い想い出;22才の別れ ほか)
第5章 情緒の核心は「懐かしさ」(紅葉;夕日は落ちて ほか)

著者等紹介

藤原正彦[フジワラマサヒコ]
お茶の水女子大学名誉教授・数学者。1943(昭和18)年、旧満州・新京生まれ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』(新潮社)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。新田次郎と藤原ていの次男。他の著書に『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞、文春文庫)、『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞、同前)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tamami

57
日本を代表する数学者の一人で、作家新田次郎の息子でもある著者は、自身も文筆家として多くの著作がある。本書は、副題に「歌謡曲から情緒が見える」とあるように、幼少の頃から聞き馴染んだたくさんの歌の中に、著者の感性を揺さぶった曲の歌詞とエピソードを記したものである。本書を一読しての感想は、著者の類い希な記憶力と、多くの曲に歌われた情感を感じ取る感性の鋭さ、深さ、その表現力に唯々感嘆する思いである。信州諏訪を故郷と表現する著者は、旧満州に生まれ、終戦の混乱の中を非常な苦労をして引き上げてくる。そしてしばらくは諏訪2024/04/24

yama1000

4
よく知ってる歌も、知らない歌もあるけれど、藤原先生の知性とユーモアにかかった文を読めば、どれも素晴らしい歌謡曲になってしまう。2024/04/05

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