武士道―新渡戸稲造のことば

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武士道―新渡戸稲造のことば

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  • サイズ B40判/ページ数 328p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856803
  • NDC分類 156
  • Cコード C0095

出版社内容情報

この大切な道を忘れてはいないか――。

本書は、世界的名著『武士道』の一番売れている現代訳シリーズ(50万部超)を、さらに読みやすく大きな文字にして55の言葉を抜き出したスペシャルエディション版です。

日本人の倫理観や道徳観が問われるニュースや報道が多い昨今。いまこそ振り返りたい古典の名著が手に取るようにわかる1冊!

(主な言葉の一部)
●武士道の光は、その母体である封建制度よりも長く生き延びて、この国の人の倫(みち)のありようを照らしつづけている

●仏教が武士道にあたえられなかったものは、神道がそれを十分に補った。それによってサムライの傲慢な性質に忍耐心や謙譲心が植えつけられたのである。

●武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である。したがって知識はそれ自体が目的とはならず、あくまで智恵を得るための手段でなければならなかった。

●礼儀は、常に優美な同情となって表れる。すなわちそれは、泣いている人とともに泣き、喜ぶ人とともに喜ぶ、ということである。

「われわれは今日の会話の中で、『彼はサムライだ』という言葉を使うことがある。それは、その人が封建的だとか権威主義的だとか、あるいは時代錯誤とかいったマイナスの意味で使っているわけではない。むしろ、決断力のある果敢な性格の持ち主とか、責任感の強い正義漢とか、筋を通す信念の人とか、肯定的な評価として使っている。あるいはまた、われわれは不正を行った人や卑怯なふるまいをした人に対して、『卑怯者』とか、『恥を知れ』という言葉を吐くが、これとて、そのもとは武士道から派生したものである。賢明なる明治の先達たちは、開国によって怒濤のごとく押し寄せた文明開化の嵐の中でも、日本人としての伝統的精神を忘れないようにと、『和魂洋才』なる思想でそれに対抗した。じつは、この『和魂』こそ武士道精神であり、長い歴史の中で培ってきた日本人のバックボーンだったのである」(本書「解説」より抜粋)

内容説明

この大切な道を忘れてはいないか―。世界的ベストセラーを55の言葉で読み解く!大きな文字&わかりやすい現代訳!50万部超シリーズのリニューアル版。

目次

第1章 武士道とはなにか
第2章 武士道の源はどこにあるか
第3章 義―武士道の礎石
第4章 勇―勇気と認耐
第5章 仁―慈悲の心
第6章 礼―仁・義を型として表す
第7章 誠―武士道に二言がない理由
第8章 名誉―命以上に大切な価値
第9章 忠義―武士は何のために生きるか
第10章 武士はどのように教育されたのか
第11章 克己―自分に克つ
第12章 切腹と敵討ち―命をかけた義の実践
第13章 刀―武士の魂
第14章 武家の女性に求められた理想
第15章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
第16章 武士道はなお生き続けるか
第17章 武士道が日本人に遺したもの

著者等紹介

岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いた。2022年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。